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KORA KAPDA  Khadi collection 2013

~ 2013年 6月 17日

手紡ぎ、手織りによって生み出される「完全なる手作り生地」と言われているカディコットン(Khadi cotton)。
コットンとは思えないほど柔らかくて軽いこの素材は、身につけているのを忘れてしまうほどにストレスフリーで、
涼しく、快適に着られる素材です。

このKhadi cottonを専門に服づくりを行っているKORA KAPDAの展示販売会が、ただ今poooL02で開催されています。

素材が持つ素朴な魅力を最大限に活かしながらも、繊細かつ立体的なパターンにより、ナチュラルとはひと味違った
スタイリッシュなデザインが魅力です。
随所に施されたボタン、ボタンホール、ストリングなどの「仕掛け」を駆使することで、1着で何通りもの異なる着こなしを楽しんでいただけます。

遠方でショップに足を運んでいただくことが難しいみなさまのために、少しですがKORA KAPDAの商品がオンラインショップでもご購入いただけるようになりました。

着心地、ファッション性、着回しの多様さ。
欲張り女子の願いに応えてくれるお洋服で、ジメジメな季節をcooLに乗り切りましょう。

中囿義光さんの銀彩のカラフルな器

~ 2013年 6月 09日

中囿義光さんのマグカップをモチーフにした紙版画6月8日より、多治見で作陶されている中囿義光さんの個展がスタートしました。
中囿さんの個展は poooL で3回目。

今年もカラフルで見ていても楽しくなるような、マグカップ、ピッチャー、リキュールカップ、プレート、瓶やツボなどを持ってきてくれました。昨年、見本でご紹介しました、シェードの販売もいたします。

同時に、版画家 坂本千明さんの中囿義光さんのマグカップをモチーフにした、紙版画のポストカードもご紹介しております。

今年の中囿さんの個展は、東京では本展限りとなりますので、是非この機会にお越しくださいませ。

-staff

中囿義光 陶展
2013年06月08日(土) 〜 06月16日(日) ※火曜日定休
名古屋の coffee KAJITA さんの”なかその”ブレンドコーヒー豆や、コーヒーに合うガレットやクルミの販売もしております。

軽く、涼しく、着心地抜群のカディの服

~ 2013年 5月 27日

「カディ (Khadi)」という素材をご存知ですか?

“完全なる手作り生地”と言われているカディは、手紡ぎ、手織りされたコットンの生地。

手仕事により生まれる不均一さによって生地の中にたくさんの空気を抱くことができるカディは、とても軽く、ふんわり優しい肌触りが魅力です。

また、通気性が良く、吸湿性の高い素材でもあるため、夏場は体感温度が違うほど、涼しく快適な素材でもあります。

蒸し暑い日本の夏にぴったりの、一度着たらやめられない素材、それがカディコットンのお洋服なのです。

lifewares&coのカディシリーズは、高品質なカディが1万円台というリーズナブルな価格で楽しめるのが魅力。

5/27(土)〜 6/2(日)まで、poooL本店において展示販売会を開催しています。
カディの心地良さを体験しにいらしてください。

浴衣で楽しむお茶会

~ 2013年 5月 25日

乙女心をくすぐる、可愛く斬新な柄が魅力のphro-floの浴衣の受注販売会がpoooL02の2階でスタートしました。
昨日は、プレオープンのイベントとして開催された【浴衣で楽しむお茶会】の日。

何を着るか、浴衣選びで早くもテンションが上がります。
着付けをしてもらい、奇麗に着飾った美女の皆さんが一同に介したらお茶会スタート。

お茶を立ててくださったのは、みずたま雑貨店 店主の宮田さん。
そして、お茶菓子を用意してくださったのは、wanokashi89さん。
お菓子は、phro-floの新作浴衣の撫子柄に合わせて制作をしてもらいました。

陶芸家 林さとみさんが制作をした茶器と日本の古いガラスの器に、抹茶と和菓子がよく似合いますね。

5/31(金)は、無料で着付けが習える、着付け教室も開催します。(詳しくはこちら

この夏、phro-floの受注販売会で浴衣デビューしてみませんか?

銀と漆の二人展

~ 2013年 5月 15日

5月11日より、銀のカトラリーと漆器の展示が始まっています。

姫路で銀細工を制作されている、三輪周太郎さんと、
金沢で漆器を制作されている、城﨑月甫さんによる二人展です。

会場には、バターナイフやケーキフォーク、ジャムスプーン、匙類などの銀のカトラリー類、
お椀やカップにぐい呑み、大中小のお皿、お重などの漆器がたくさん並んでおります。

三輪さんは、もともとはアクセサリーをメインに活動されている方です。
装飾品を生みだす感性だからこそ、繊細で美しいカタチのカトラリーを生みだせるのかもしれません。

城﨑さんは、器のカタチにはこだわりのある方で、木地も自ら轆轤で制作されています。
漆の色もとても質感いがよく、金属のような銀色、マットで落ち着いた黒色と朱色、くすんだ鉄のような白色(青に近い色) の4色を中心に生みだされています。

お二人の美しいカタチと特別感を与えてくれる素材の共演。
どうぞ、この機会にご覧頂ければと思います。

-staff 竹内

三輪周太郎(銀) × 城﨑月甫(漆)
2013年05月11日(土) 〜 05月19日(日) poooL 本店

きたのまりこさんのmini展示開催中

~ 2013年 5月 01日

poooL02では、ただ今、きたのまりこさんのmini展示が開催されています。

まりこさんが作るアクセサリーは、とても繊細で上品。
でも、ツンとすました感じではなく、少女が髪に差した野の花のように、微笑ましく、そして温かです。

「毎日の生活の中にある、気になるものたちを観察し、いい感じのラインを見つけ、絵にしてみる。
絵をそのまま切り取ったような あくせさり。
鋳造でしかできないやわらかな表情を残せたらいいなあと思っています。」

という、ご本人の言葉が表すとおり、まりこさんが生み出すのは「アクセサリー」ではなく「あくせさり」。
上品で控えめな装いを好む、私たち日本人にぴったりの装飾品なのだと思います。

まりこさんとはpoooLが始まった時からの長いおつきあい。
今回のmini展示では、まりこさんのご好意でたくさんの作品を送っていただきました。
いらっしゃっていただいたお客様からは、「ぜんぜんminiじゃないですよ!」という嬉しいお言葉も。

GWも後半戦に突入。
お散歩がてらぜひ「まりこワールド」を満喫しにいらしてください。

affordance さんの革小物

~ 2013年 4月 28日

4月27日より開催しております、「affordance さんの革小物」展。

今回の受注会では、手持ち・肩がけができる2wayトートバッグやたて型ミニショルダー、トートバッグなど、財布類にキーケース、カードケース、フタ付きの小物入れ、オーバルボックス、スリッパなどの革小物が登場しています。

affordance さんは、”素の革” をコンセプトに、日本で作られている植物の樹皮や渋でなめされた、植物タンニンなめしのオリジナルのヌメ革(牛革)で、その革本来の風合いを活かすため、特別な加工がされていない素上げの革を使用されています。

革色は、現在ベージュ・ダークブラウンの2色に加え、神社の屋根の色をモチーフに考えた新色のブルーも登場しております。

持ち手の長さの変更やサイズ、ポケットの付加など、可能な限り、ご要望にも快く聞いてくださいますので、
この機会に是非お立ち寄りくださいませ。

-staff 竹内

affordance 革小物展
2013年04月27日(土) 〜 05月06日(月) ※ 休みなし
poooL 本店

enplusのサイザルバック

~ 2013年 4月 26日

これからの季節にぴったりのサイザルアサのバックたち。
4月27日(土)〜 5月26日(日)の期間、poooL 02の店頭には、美しい中間色が多く取り揃うen plusのサイザルバックが並びます。

多様なカラーの中から、今回poooLが注目したのは「Green」。
カーキ、抹茶、オリーブなど、多様な「Green」のサイザルバックは、清々しい新緑の季節にふさわしく、着こなしの爽やかなポイントになること間違いなしです。

1つ1つ手作りされたサイザルバックは、編み目や質感、色の入り方など、すべてが違う個性を持ち、2つとして同じものがありません。

ぜひ店頭で、自分だけのお気に入りを見つけてください。

<サイザルアサとは>
「サイザルアサ」は麻の仲間ではなく、パイナップルのような形の葉が天に向かって伸びているリュウゼツラン科 リュウゼツラン属の植物のことで、この植物から取れる繊維のことを言います。
名前の由来は、歴史的に最も使われてきた繊維である「麻」にちなんで「サイザルアサ」と命名されたそうで、「サイザル」とは、以前、よくこの繊維が船で積み出しされていたユカタン半島のサイザル港にちなんでいるのだそうです。

※ poooL 02での取り扱いになります。商品が無くなり次第終了します。

涙ガラス制作所さんの個展

~ 2013年 4月 20日

涙ガラス制作所さんの個展 〜 entr’acte 〜 が終了しました。
たくさんの方にお越しいただき、心より感謝をしています。

フランス語で幕間(まくあい)を意味する「entr’acte」を冠した今年の個展。
まさにオペラの幕間のような、日常とは異なる空間と時間をお楽しみいただけたのではないかと思います。

私は、poooL02での仕事を終え、夜、展示会場に戻る度に、そこに流れる穏やかながらも、適度な緊張感と高揚感を含んだ空気をとても心地良く感じ、この「幕間」が続けばよいのにと思いました。

しかし、幕間の終わりと共に再びオペラが始まるように、私の意識も今は「本編」の日常へと戻ってきています。
そして、「今日」をがんばれるのも、こういう素敵な時間を過ごせたからだと思っています。

お越しいただいた皆さんにも、そんな風に思っていただければ嬉しいです。

最後に、裕子さん、今年も素敵な展示と素敵な時間をありがとう。
そして、おいしいオーストラリアワインにぴったりのお菓子を作ってくれた寅ちゃん、ありがとう。
お二人に感謝の意を記し、展示終了のお知らせとさせていただきたいと思います。

 - yoko

林さんの器で北海道の食材を頂く

~ 2013年 4月 09日

林さとみさんの陶展は終了いたしました。
ご来場いただいた方、気にかけていただいた方、ありがとうございました。

最終日には、林さんの故郷・北海道の食材をメインにした軽食プレートをいただけるイベントを開催しました。
お料理を担当頂いたのは、料理家で写真家の minokamo 長尾明子さん。

北海道産の野菜をふんだんに使った、じゃがいもマッシュや焼きニョッキ、人参の素揚げなどなど、
北海道の大地の恵みをシンプルに舌で感じられる、とても素敵で美味しいお料理でした。

お料理を盛ったお皿は、もちろん林さんのウツワ。
長尾さんは、林さんのファンでもあるかたで、「私の料理は、林さんのウツワがとてもとても相性がいい」と仰られるているほどです。
2人の相思相愛の気持ちが詰まった、とても素敵なコラボレーションのイベントとなりました。

林さんは、今秋、北海道へ移住されます。
制作環境が整うまで、ゆっくりとした活動をされるとのことで、
来年の poooL での個展は、お休みとなるかもしれませんが、環境が整い次第、
常設および個展でのご紹介ができればと思います。

林さとみさん、長尾明子さん、そして坂本千明さん、お疲れ様でした。

-staff 竹内

優しい香りで包み込む「ツバメキャンドル」

~ 2013年 4月 05日

un jourさんのキャンドルが poooL の family に加わりました。

ちょっとレトロで、優しい雰囲気が魅力のキャンドルは、天然素材にこだわり、ソイワックスと蜜蝋で1つ1つ丁寧に作られています。

柑橘系のスッキリとした香りの後からやってくる、女性らしいほのかな甘い香り。
アロマならではの優しく複雑な香りが、灯りと共にゆっくりと広がり、まるで初夏の清々しい森の中を歩いているような気分にさせてくれます。

ところで、このキャンドルには、なぜ「ツバメキャンドル」という名前がつけられているのでしょうか?
それは、火を灯すとラベルの部分に可愛いツバメさんが浮かび上がってくるからなのです。
女子心をくすぐる、何とも心憎い演出です。

可愛くて、心地良いキャンドルは、お財布にも心地良いプチプライス。
毎日のリラックスタイムのお供にはもちろんのこと、プレゼントにも良さそうです。

- yoko

サカモトチアキ × poooLのNew project

~ 2013年 4月 01日

紙版画作品でお馴染みのサカモトチアキさんとpoooLの新しいプロジェクトが始まりました。
poooLでの展示に合わせて、サカモトチアキさんが版画カードの作品を作ってくれるというものです。

このプロジェクトの第一弾が林さとみさんの個展に合わせ、林さんの作品をモチーフに作ってもらったこちらのカード。

この白い陶器の質感を出すために、何と4度も版を重ねたそうです。
まさに渾身の一枚!
サカモトさんの想いの分だけ、素敵な作品に仕上がってます。

1つの版から決まった数しか刷ることができないこれらのカードはもちろん枚数限定です。
この先、どんな展示に合わせた、どんな版画作品が登場するかはお楽しみ。

サカモトさんとpoooLの新しい試みに乞うご期待。

kurosawaさんのお取り扱いが始まりました。

~ 2013年 3月 25日

kurosawaハチの刺繍がトレードマーク、革作家 kurosawaさんのお取り扱いが始まりました。

私も大好きなkurosawaさんご一家。
その実直なお人柄そのままに、kurosawaさんが生み出すバックや小物たちもまた、お付き合いを重ねるほどにその良さがジワリジワリと分かってくるような気がします。

前回の展示会の際に、私がお願いしたのはワンショルダーのバック。
(左の写真はトートなのに、別の話ですみません。)

ちょっと大きめサイズのシンプルなワンショルダーは、とてもしなやかで、手に吸い付くようなしっとりとした肌触りが特徴。

我が家のワンコはこのバックがソファの上に置いてあると、顔をバックにスリスリさせながら、幸せ一杯のほげーーーっと顔を見せてくれます。(笑)

持った時には体にぴったりフィットして、バックを持っているというよりも服を着ているみたいな感じです。
最初は少し大きいかな・・・とも思ったのですが、軽くてしなやかなので、使ってみたら、まさにちょうど良い大きさでした。

今回は、私が購入したワンショルダーの他にも、上の写真にあるシンプルで使い勝手の良いトートやお財布、ブックカバーなどが入荷しています。

写真のトート、次はこのコが欲しいのです。

- yoko

※ kurosawaさんのバック、お財布、ブックカバーなどは、poooL02、および poooL online shop にてお取り扱いをしています。

Nakamura Nazukiさんのアクセサリー

~ 2013年 3月 24日

自然体でリラックスできるということは、大人の装いとしてはもちろん大切なことですが、「装い」とはファッション。何かこう、もう少しピリッと身が引き締まるような、背筋がシャンと伸びるようなスマートさが欲しいと思っていました。
そして、コーディネイトの完成度を左右するアクセサリーには、最も強くそのことを求めていました。

そんな折に出会ったのがNakamura Nazukiさんのアクセサリーでした。
ユーカリやナデシコ、シロツメクサといった草花をモチーフとしたアクセサリーは、優しくかわいらしい印象でありながらも、モードな香りがほのかに漂い、ナチュラルとはひと味違ったスマートさに溢れています。
まさに、「こういうアクセサリーが欲しかったの!」って感じです。

アクセサリーが素敵なのはもちろんなのですが、制作者のなづきさんもすごくオシャレで素敵な人。
彼女がご自身のアクセサリーを身につけているのを見ると、すべて欲しくなってしまいます。

そんな彼女はパッケージにもこだわっていて、パッケージも作品同様にとても素敵なんですよ。
自分用はもちろんのこと、プレゼントにしても喜ばれること間違いなしです。

poooL 02、および poooL online shop にてお取り扱い中です。

- yoko

モノエ、ルイーズ・ニーヴェルスンへのオマージュ

~ 2013年 3月 16日

Louise Nevelson cup3月16日より開催しています、「landscape of monoe」~陶における空間の美。
モノエさんの poooL での4回目となる展示です。

今まで開催してきました陶具展とは違い、シンプルに、モノエワールドを体験できるのでないでしょうか。

landscape of monoe、
店内がモノエの世界と変化しています。

今回の展示では、
彫刻家 ルイーズ・ニーヴェルスンの作品をモチーフに制作したカップが登場。

ルイーズ・ニーヴェルスンは、黒い箱の作品で有名な彫刻家で、
黒い箱に、捨てられた家具のような日用品の廃物などを集め、立体的にコラージュする表現を中心に活動した、
アメリカを代表する美術家の一人です。

モノエさんは、”作品が生みだす影や細胞状の空間同士の関係に霊感を受けた” というニーヴェルスンの言葉を元に、飲んでいくうちに現れ、徐々に変化していく空間同士の関係、それが作り出す陰影〜、これらを楽しめるようカップで再現をしたとのこと。

カップは光沢のある黒で彩られ、カップの中には、
定番のイスやハシゴとは異なり、積み上げられた抽象的な立体物が存在しています。

- staff 竹内

Louise Nevelson cup 5,500yen

landscape of monoe
2013年03月16日(土) 〜 03月24日(日)
poooL 本店

sara×jijiさんのお洋服

~ 2013年 3月 08日

sara×jijiさんのお洋服のお取り扱いが始まりました。

お洋服は着てみてこそ真価がわかるといいますが、sara×jijiさんのお洋服にはまさにその言葉がピタリと当てはまります。
ベージュ、グレー、ブラック、ネイビーなどの基本カラーを中心としたお洋服は、一見するととてもシンプルでスタンダード。
でも、袖を通してみると、単なるベーシックアイテムの枠には収まらないことがよくわかります。

少し広めにカットされた襟ぐりから鎖骨が美しく見え隠れするカットソー。
切りっぱなし処理が施された裾や袖口が、女性ならではの繊細さを際立たせてくれます。

ボタンの位置や合わせの場所を前、後ろ、横と変えることで、カジュアルからドレッシーまでいくつもの顔を見せてくれるスカートや、袖を内側に入れればストールとしても使えるカーディガンなど、アイデア、着方、組み合わせ次第で様々な表情が楽しめ、デイリーからお出かけまで幅広く活躍してくれるお洋服たちです。

「古くていびつな形のものや手触りのいいもの、なんてことないものだけど大事にしたいもの、そんなものたちが似合う空間で、心地よくすごせる為の服を作れたらいいなと思いながら 、長く愛用してもらえるように企画しています。」
というデザイナー野田さんの言葉そのままに、sara×jijiのお洋服は着る人に優しく寄り添い、毎日を心地良いものにしてくれるお洋服なのです。(poooL 02にてお取り扱い中)。

-staff yoko

門田雅道さんの竹カゴ

~ 2013年 3月 08日

3月に入り、
春一番も吹いて、ここ最近は一気に春めいて来ましたね、3月17日頃には、高知県より桜の開花宣言も聞こえてくるそうです。

今回は、高知県のおとなり、愛媛県の西条市で制作されている、門田雅道さんの竹カゴをご紹介します。

ひとつひとつ丁寧に編まれた竹カゴは、
原料づくりにも丁寧に時間をかけて作られています。

真竹を状態のいい時期に伐採し、1ヶ月のあいだ日陰干しで水分を抜きます。
水分が抜けた後は、竹を火であぶり竹の油分をとばします。
これを行うことで長期保存できる竹に変身します。この時、竹の色は、緑色から薄いベージュ色へ変わります。

それからまた、1ヶ月間を天日にさらし、カゴやバッグなど作る原料へとなるのです。
なんとも気の長くなるような行程を経ていますね。

時期を見極め、丁寧な行程を行うことで、
とても自然で、きれいで丈夫な竹のカゴが生まれているのです。

竹カゴは、軽くて丈夫で、落としても、割れたり変形したりしにくく、
使えば使うほど風合いがさらによくなってきます。
ずっとずっと、寄り添って使える身近な道具といってもいいでしょう。

- staff 竹内

あした着る服いれるカゴ
大 w400 × d290 × h190 8,500yen / 小 w360 × d250 × h150 7,500yen

お雛のお菓子

~ 2013年 3月 02日

明日、3月3日は桃の節句ですね。
現在開催中のco-fuのエプロン展に合わせ、料理家 kaonn さんが作る、お雛のお菓子を販売しています。

菱餅みたいなビスコッティと雑穀の雛あられのセット。

ビスコッティは、緑、白、ももいろと菱餅のような色合いで、
クチナシや紅麹などの自然の色で染められています。

桜の香りがほんわりと、心地よく、
控えめな甘さが、とても幸せな気分にしてくれます。

桃の節句を、素敵なお菓子で迎えてみてはいかがですか。
(2日間の限定販売となります。)

poooL に1日限定で出店される「食と工房 サリオン」では、
kaonn さんが”草木染めみたいな野菜すし”を振舞ってくださいます。
こちらも楽しみですね。

- staff 竹内

2日間だけの出張出店「食と工房 サリオン」

~ 2013年 2月 16日

3月2日(土)、3日(日)の2日間、「食と工房 サリオン」がpoooLに出張出店します。

ひな祭りにちなんだ美味しいお食事やお菓子を楽しんでいただくのはもちろんのこと、それに加えて今回はサリオンのサオリちゃんが箸置きと箸袋を作るワークショップを開催をしてくれるそうです。

昨日、サオリちゃんからpoooLのお客様宛にお手紙が届きました。

こんにちは、「 食と工房 サリオン 」のサオリです。
私は、食の研究者、kaonnさんのもとで食以外の身の回りの物を作ったり探したりしています。

この度、東京の吉祥寺というところにあるpooolさんというお店に2日間だけ、出張サリオンすることになりました。
時期がひな祭りということで、kaonnさんは雛菓子と節句にまつわるお食事を作ると言っていました。
今も奥のキッチンで試作品に思考を巡らせています。

慣れない場所で2日間、kaonn さんばかり働くのは大変なので私も何か、ということになりました。
というわけで1日目は皆さんと、箸袋と箸置き作りをしようと思います。
外で食事する時、箸置きあったらいいのにと思うこと多いんですよね。
草木で染めた布と糸などを使って箸袋を、竹を使って箸置きを作ろうと考えています。
その日はkaonnさんが雛菓子を用意してくれるそうなのでおやつ付き、たのしみです。
2日めはkaonnさんによる” 草木染めみたいな野菜すし” で 雛節句のお食事。
私はホールスタッフとして食事の提供と器選びを担当します。

田舎街で小さなお店を営む私達なので、東京でちゃんと出来るのか心配です。
kaonnさんは、ふだんはふわふわ優しいのですが、食のこととなると鬼なので、
今回も怒られないように頑張らないと。

慣れない土地で寂しいわ、と言っていたら、常連客のシンさんとヨウコさんも来てくれることになったのでちょっと安心です。

ともあれ、初めてお会いする皆さんと食と物づくりを楽しめればいいのです。
皆様と会えること、楽しみにしております。
ではでは。 -サオリより

みなさん、もうお気づきですよね。

サリオンのサオリちゃんとは、2月23日から個展をしてくれることになっている作家の奥田沙織さんのこと。
そして、kaonnさんとは、吉祥寺で天然酵母のパンと季節の料理教室を主催しているkaonnさんのこと。

田舎街にあるという「食と工房 サリオン」は、二人が今回のイベントのために生み出した架空のお店なのです。

とはいえ、二人ともこの設定になりきってノリノリで準備に励んでくれてます。(笑)
みなさん、ぜひ2日間だけの「食と工房 サリオン」に遊びに来てくださいね。

looop エプロン展 (co-fu 奥田早織) 02月23日(土) 〜 03月03日(日)
箸袋と箸置きを作るワークショップ 03月02日(土) 
食と工房サリオン 〜雛節句の食卓〜 03月03日(日)

 ※3月2日(土)の箸袋と箸置き作りのワークショップは予約制となっています。
 詳しくはイベントページにてご確認ください。

TAjiKAさんの “copper”

~ 2013年 1月 22日

poooL スタッフが愛用している鋏は “copper” といいます。

神戸の北西に位置する小野市で、四代に渡って鋏を製造する”多鹿治夫鋏製作所”の4代目が生みだしたものです。

この鋏を下ろしてから、1年3ヶ月が経ちました。

下ろした頃よりも、表面はマットでなめらかな風合いを持ち、切れ味にまったく変化ありません。(写真:右)

今でも紙や梱包材のスーッと切れる感覚が、気持ちよく楽しめています。

この “copper”、
裁鋏の技術”裏すき”を用いることで切れ味を持続させ、手研ぎをすることで切れ味を高めているから、
1年3ヶ月の時が経っても、下ろしたての感覚を味わうことができるのです。

また、銅の使い古したような風合いの色は、とても素敵な表情をもっていますので、
裁縫箱や引き出しにしまうことなく、デスクの上などそっと置いていてもインテリアとして、
お部屋にアクセントを加えてくれます。

3代目が兼ねてより考えていた「見て・持って・使える」の三拍子の揃った鋏が、
4代目の手で実現しました。

TAjiKA copper Large  7,875yen
TAjiKA copper Small  7,350yen

poooL では”試し切り”も行えますので、気になる方は是非スタッフへお声がけください。

copper 以外にも、iron シリーズ、garden cripper も取り扱っております。

また、何年後かにこの”copper”のお話が出来ればと思います。

- staff 竹内