門田雅道さんの竹カゴ

~ 2013年 3月 08日

3月に入り、
春一番も吹いて、ここ最近は一気に春めいて来ましたね、3月17日頃には、高知県より桜の開花宣言も聞こえてくるそうです。

今回は、高知県のおとなり、愛媛県の西条市で制作されている、門田雅道さんの竹カゴをご紹介します。

ひとつひとつ丁寧に編まれた竹カゴは、
原料づくりにも丁寧に時間をかけて作られています。

真竹を状態のいい時期に伐採し、1ヶ月のあいだ日陰干しで水分を抜きます。
水分が抜けた後は、竹を火であぶり竹の油分をとばします。
これを行うことで長期保存できる竹に変身します。この時、竹の色は、緑色から薄いベージュ色へ変わります。

それからまた、1ヶ月間を天日にさらし、カゴやバッグなど作る原料へとなるのです。
なんとも気の長くなるような行程を経ていますね。

時期を見極め、丁寧な行程を行うことで、
とても自然で、きれいで丈夫な竹のカゴが生まれているのです。

竹カゴは、軽くて丈夫で、落としても、割れたり変形したりしにくく、
使えば使うほど風合いがさらによくなってきます。
ずっとずっと、寄り添って使える身近な道具といってもいいでしょう。

- staff 竹内

あした着る服いれるカゴ
大 w400 × d290 × h190 8,500yen / 小 w360 × d250 × h150 7,500yen