Archive > 2月 2023

石原稔久【文房文具 陶展】

~ 2023年 2月 24日

【文房文具展:ぶんぼうぶんぐてん】

唐の時代(7世紀〜)、読み書きをするための部屋(文房:ぶんぼう)で使われていた道具(筆、墨、硯、紙)を「文房四宝(ぶんぼうしほう)」と呼びました。

明の時代(14〜17世紀)になると、琴や屏風、書画や陶器といった文房を彩るための美術品も含め「文具」と呼ぶようになりました。

人々にとって文房が、単に読み書きをするためだけの場所ではなく、自分と向き合うための大切な場所であったからこそ、「文具」もまた、その空間を彩るインテリアまで含むようになっていったのではないでしょうか。

石原さんが文具を作ろうと思ったきっかけは、「彫刻と定規が一体となっていたら面白いかなぁ」と思ったからだそうです。
そんな彼の発想は、文房を彩る「文房文具」の存在そのものです。

陶の人形は鉛筆キャップ。
アビーロードを闊歩するジョンレノンの彫刻はコンパスです。

ユーモラスな文具たちは、お部屋の中を楽しく彩り、私たちのインスピレーションを刺激してくれるに違いありません。

今回の展示では、道具としての機能を兼ね備えた彫刻作品に加え、お気に入りの空間を彩るカップや茶器など、「文房文具」としての広範囲な文具作品をご覧いただければと思っています。

開催概要

期間 2023年03月04日(土) ~ 2023年03月12日(日) 火、水、木曜日休み
時間 12:00 ~ 18:00
作家 | 在廊日 石原稔久 | 未定
場所 poooL 本店
東京都武蔵野市吉祥寺本町3-12-9 #105
tel. 0422-20-5180
JR・京王井の頭線吉祥寺駅北口から中道通りを徒歩10分

早川ユミ 個展

~ 2023年 2月 09日

早川ユミ【 種みたいに土を着る - 土着のフェミニズム展 – 】

くらしが、みらいをかえるとき

わたしのことばで紡ぐ
わたしの土着のことばを、編む
わたしであり、
あなたである感覚と共生するために
環境、ジェンダー、畑、フェミニズム、アナキズム

宇宙の気を呼吸する
地球をべろのようになめる
世界をわたしのからだのように触れる
社会を自分のこころのように感じる
村をわたしのふたつの手のように想う

土を着て
土とくらす
土着のひとになる
土とわたしがひとつになるとき
くらしが、みらいの世界をつくる
紡ぐくらしが、みらいをかえるとき

※ 作品販売会になります。ワークショップの予定はございません。

開催概要

期間 2023年02月23日(木) ~ 2023年02月26日(日) 
時間 12:00 ~ 18:00 ※最終日は17:00まで
作家在廊 23日(13:00以降)、24日、25日(15:00くらいまで)
作家 早川ユミ
場所 gallery re:tail (poooL本店の隣)
東京都武蔵野市吉祥寺本町3-12-9 #103
tel. 0422-20-5180
JR・京王井の頭線吉祥寺駅北口から中道通りを徒歩10分