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加藤かずみさんの土鍋

~ 2012年 11月 26日

加藤かずみさんの展示も折り返しとなりました。

今回は、キャセロール・ディッシュやグラタン皿などの耐熱の土鍋に加え、加藤さんのスタンダードである、マットで色彩のやさしい器を持ってきてくれました。

その中で私のお気に入りは、耐熱のグラタン皿 蓋付 (土鍋)。

蓋を取るとグラタン皿になり、蓋をすると1人用サイズの土鍋に変身する 2way の器です。

この蓋付きのグラタン皿には、使い手を考えた、加藤さんの優しい思いやりの心が染みています。

蓋なしでも使えるように、本体の縁にもちゃんと釉薬が掛けられていますので、蓋をとって使う時も素敵に見せることができますし、底に向かって傾斜が付けられているので、スタッキングもでき食器棚にやさしいのです。

もちろん、耐熱のですので、直火はもちろん、
オーブンや電子レンジにも使うことができますので、お料理の幅も広がります。

これからの季節に活躍する土鍋、加藤さんの気遣いがこめられた土鍋を、
食器のレパートリーに加えてみてはいかがですか。

耐熱のグラタン皿(蓋付) ¥ 5,250

会期中には、この土鍋を使った、お食事会のイベントも開催致します。

- staff 竹内

加藤かずみ 陶展
2012年11月23日(金) 〜 12月2日(日) poooL 本店

枯白さんの展示が終わりました

~ 2012年 11月 22日

枯白さんの展示が終了しました。

ご来場頂いた皆様、twitterなどでツイートしてくださった方、お気にかけていただいた方々、そして枯白さん、ありがとうございました。

枯白さんの生みだす、ものの質感やシルエットを愉しんで頂けたでしょうか。

枯白さんの作るものは、とてもシンプルです。
シンプルだかこそ、古材や流木の選び方や鉄の形、組み合わせる位置がバランス、その作品がもつ全体の余白など、
枯白さんにしかできない、感性と技術が生みだしたものだと思います。

会期中に在廊いただいた時には、枯白さんのプライベートのことや、
モノづくりへのお気持ち、今の工房となる元綿織り工場を見つけたころのことなど、
お話ができて、とても楽しい日々となりました。

今回は、小さめの家具でしたが、
来年は、もっと大きな家具もご紹介できると思いますので、
楽しみにしていてください。

今後も常設では、
本立やペンダントライトなどを引き続きご紹介させて頂きます。

- staff 竹内

掲載誌のお知らせ

~ 2012年 11月 18日

11月20日発売の 「リンネル ZAKKA」でpoooLをご紹介いただきました。
東京ライフスタイルショップクルーズのコーナーでご紹介をいただいてます。

枯白さんの展示がはじまりました

~ 2012年 11月 11日

枯白さんの家具・小物展がはじまりました。

会場には、古材や流木を鉄と組み合わせて作った、ハンガーラックやサイドテーブル、ベンチ、壁立てかけの本たて、などの家具、帽子掛けやテープカッター、梯子、小棚など、ランプシェードなどの小物が並んでいます。

その中で、注目したいのは流木を使った”本たて”。

本たてに使われている、流木の表情を見てみると、
木目がくっきりと出ているものや、ひび割れているもの、一部が欠けて魅力的なカタチとなっているもの、
一つひとつ違います。

本たてに使われている流木は、工房の近くの瀬戸内海の海岸に流れついたもの。気になるかたちや、自然が生み出した風合いのある流木を探し、工房に持ち帰ります。

持ち帰った流木を、後に組み合わせる鉄が腐食しないように、塩抜き、天日干しを行い、
自然にできたカタチと風合いをできるだけ残すように整えていきます。

流木が海を旅してできた、自然が生みだすカタチ。
そのカタチを大切に想い、残すよう手をかけているため、
一つひとつが、同じものではない”本たて”となります。

ちょこんと、テーブルに本棚に、または棚の上に、
置くだけで、ちょっとお部屋にアクセントを与えてくれます。

東京初となる個展、
枯白さんが生みだす作品を実際に見て、触れて、
枯白さんが普段大切にしている、ものの質感やシルエットを愉しんでいただければと思います。

- staff 竹内

枯白(koku) 個展
11月10日(月)〜11月18日(日)  poooL 本店

poooL 常設展

~ 2012年 11月 08日

須賀 文子、酒井 美華、十河 隆史、涙ガラス制作所、兼行 誠吾、大迫 友紀、吉田 慎司、服部 竜也、西川 美穂、中村 智美、モノエ、TAjiKA、清岡 幸道、井上 枝利奈、きたの まりこ、サノ アイ、田澤 祐介、大谷 桃子、萩原 朋子、菅原 博之、枯白、坂本 千明、藤本 雄策、臼井 仁美、仕草、三輪 周太郎、小林 克久、門田 雅道、玉蜜、井上 塁、co-fu、高田耕造商店、川田 真由美

開催概要

期間 2012年12月21日(金) 〜 2013年02月17日(日)
※常設展期間中の休みはカレンダーをご確認ください。
時間 12:00 〜 19:00
場所 poooL 本店
東京都武蔵野市吉祥寺本町3-12-9, 105
tel. 0422-20-5180
JR・京王井の頭線吉祥寺駅北口から中道通りを徒歩10分

仕草さんの手拭い

~ 2012年 11月 06日

スタッフ日記では、poooL でお取り扱いしています、常設の暮らしの道具もご紹介できればと思います。

今回は、長野県の小さな村で作られている、仕草さんの手拭いをご紹介します。

仕草さんは、伝統的な手法「注染」を用い天然の染料で染められています。

注染はもともと、明治時代以降に科学染料用に開発された技術で、職人たちに訪ねても、文献を引いても、藍以外の天然の染料で注染をしたという記録はないとのこと。

どうしても天然の染料で染めたいと、いろいろと試行錯誤を繰り返し、現在のかたちになったそうです。

天然の染料だからこその、素敵な風合いもさることながら、
絵柄のデザインもとても魅力的なところです。

伝統的な紋様をモチーフにした絵柄や、
猫たちが楽器を持って楽しそうに演奏している絵柄、
自転車に乗った少年が夜空を散歩する絵柄などシンプルなもから、楽しくなるものまでございます。
また、とても手触りのよい 手織りのコットンに染めた手拭いも魅力的です。

仕草さんは、染め直しもしてくださいます。

仕草さんの手拭いは、ずっと長く、使い続けることができる手拭いです。

- staff 竹内

掲載誌のお知らせ

~ 2012年 11月 05日

10月20日発売のリンネルでpoooLをご紹介いただきました。
清岡幸道さん、西川美穂さん、モノエさん、吉田慎司さんのご紹介をしていただいてます。

枯白のある風景

~ 2012年 11月 05日

11月10日より、枯白(コク)さんによる家具と小物の展示会が poooL 本店で始まります。

枯白さんは、兵庫県姫路市の綿の工場跡を利用した工房で、
主に木と鉄を使用した家具や小物を制作しています。

「枯白」という素敵な名前の由来は、

“ものが円熟してあじわいをもつ”という意味の「枯」、
“ものごとが始まる新鮮さ”という意味の「白」。

とのことで、まさに”佇まい”を意識した作品を作られているお二人の名にピッタリですね。

今展示会では、ハンガーラックにガラスのサイドテーブル、丸椅子、2段棚、脚立などの家具、
小物は、本立てやテープカッター、ハンガー、ふきん掛け、S字フックなどが登場。
古材を使用したくるくるフックや木の台つきの燭台の新作も登場します。

大きめのものから小さいものまで、鉄と木が素敵に調和した暮らしの助っ人が登場します。

(写真は枯白さんの工房風景)

- staff 竹内

枯白 koku 個展
2012年11月10日(土) 〜 11月18日(日)
poooL 本店