~ 2012年 12月 30日
吉田慎司さんが中津箒を届けてくれました。
吉田さんの手がける箒は、掃き心地からデザインにかけ、
とても素敵な箒です。
それは、一つひとつ丁寧に手作りで作られていることはもちろんのこと、原料や作り手の心遣い、伝統が染み込んだものだからなのです。
箒の原料となる、ホウキモロコシは、
神奈川県の厚木市のちょっと上にある愛川町中津で無農薬で育てられています。
ホウキモロコシは、草丈が2m以上で、太い茎を持ち、
その先に穂をつけます。その穂が箒の原料となります。
このホウキモロコシは、箒や畳以外には用途があまりなく、
栽培も全国をみてもあまり行われていないそうで、とても貴重です。
中津箒は、その大切に育てられた上質の原料を、1つひとつ編みこんで作られています。手箒で100本ほど編み込んでいるそうです。
また、掃き心地の良さにも理由があります。
世に多く出回っている箒は、穂体(掃く部分)の先を揃えるため、1番柔らかい穂先を切ってしまいますが、
中津箒は、なるべく穂先を残すよう、丁寧に揃えることを心がけているので、
柔らかくコシのあるなめらかな掃き心地が実現できるのです。
今年の大掃除は、吉田さんの作った箒で、
1年のホコリを落としてみてはいかがですか。
※ 写真の長柄の箒以外にも、10cm〜15cm の小箒や、樹の枝を使ったミニ手箒など、たくさんのサイズがございます。
- staff 竹内
~ 2012年 12月 27日
suga ayako & poooL collaboration / macsabal ¥3,800
nakamura tomomi / iron paper weight ¥1,575
miwa syutaro / silver dessert spoon ¥2,500 , fork ¥3,900 & teaspoon ¥4,200
osako yuki / glass ¥5,040 , ¥5,250
nishikawa miho / milk pitcher ¥3,900 , ¥4,400
~ 2012年 12月 14日
切り出した地金を叩いたり、刻印を施すことで生まれる凹凸、
そんな凹凸が連なって、アクセサリーとして新たな「生」が生み出される。
植物が持つ自然のままの美しさ、その美しさを閉じ込めて、
ドライフラワーとしての新たな「生」が与えられる。
2人の作家が生み出した新たな「生」のコラボレーションをお楽しみください。
開催概要
期間 |
2013年02月23日(土) 〜 03月03日(日) |
時間 |
12:00 〜 19:00 (最終日は18:00まで) |
作家 |
made in life, いわもとまきこ |
作家在廊日 |
土日 |
場所 |
poooL 02
東京都武蔵野市吉祥寺本町3-12-9 潤マンション105
tel. 0422-20-5180
JR・京王井の頭線吉祥寺駅北口から中道通りを徒歩5分 |
~ 2012年 12月 14日
木染めの布、昔の布を使った一点もののエプロンを中心に、
ストールやバック、定番のレギンスなどを展示販売致します。
イベント
- その2:「食と工房サリオン」-雛節句の食卓-
-
3月3日雛節句の日。大切に集めた昔からの器、道具などで奥田早織さんが食卓を彩り、kaonnさんが奥田さんの作品よりイメージし食物が本来持つ色で染め上げた「草木染めみたいな野菜すし」を雛節句のお食事としてご用意します。
※1食1,300円。無くなり次第終了。
期間:2013年3月3日(日) 、12時〜4時30分
場所:poooL 本店
料理人:[ kaonn ]
吉祥寺に、天然酵母のパンと季節の料理教室を主宰。日々うつりゆく季節を食卓に表現し、「食卓に季節を」テーマで活動してる。
- その1:箸袋と箸置き作るワークショップ
-
co-fuの奥田早織が教えてくれる、草木で染めた布と糸などを使って箸袋を、竹の箸置きを作くるワークショップ。
kaonnさんによるお雛のお菓子とお茶付き。
期間:2013.3.2(土)
場所:poooL 本店
開催概要
期間 |
2013年02月23日(土) 〜 03月03日(日) |
時間 |
12:00 〜 19:00 (最終日は18:00まで) |
作家 |
奥田早織 |
作家在廊日 |
土・日 |
場所 |
poooL 本店
東京都武蔵野市吉祥寺本町3-12-9 潤マンション105
tel. 0422-20-5180
JR・京王井の頭線吉祥寺駅北口から中道通りを徒歩10分 |
~ 2012年 12月 08日
co-fu(奥田沙織)さんがpoooLのfamilyに加わりました。
作家活動をしながら古道具商を営んでいる彼女は、時間を経てきたものをこよなく愛しています。
そして、時間と共に、一度はその利用価値を失ってしまったモノたちを自らの手で蘇らせています。
モノが経てきた時間を大切にするため、「必要以上に手を加えない」というのが奥田流。
だから、写真のストライプのバックの生地も、彼女がいろいろな古布を縫い合わせて作ったのではなく、布団入れとして存在していたものを、そのまま利用しているのだと言います。
彼女の制作活動には、「見立てる」という言葉が良く似合うように思います。
縫い目も、破れやほつれを繕った跡も、汚れも、彼女にとってはすべてがそのモノが通ってきた時間の証。
だから、縫い目をほどいて縫い直したり、繕い跡や汚れを隠すことなく、その<証>を生かすことをイメージしながら作るものを決めるのだと言います。
だからでしょうか。
彼女が生み出す作品からは、私たちが忘れがちな心地良い「人間味」が溢れているように思います。
※ 2013年2月、奥田沙織さんが古布を見立てて生み出すエプロン展を開催いたします。
詳細は追ってお知らせいたしますので、ご期待ください。
~ 2012年 12月 04日
加藤かずみさんの個展が終了しました。
加藤さんの生み出す、やさしい色彩と使い手を考えた、
ちょっとした気遣いが溶け込んだ器たちをお楽しみ頂けたでしょうか。
思い起こせば、2年前、
店主が「可愛い器を見つけたよ」と見せてくれたのが、加藤さんの器との出会いのはじまりでした。
それから月日が経ち、
このように、皆さま方に加藤さんの器をご紹介できましたこと、
店主ならびにスタッフ一同とても嬉しい気持ちでいっぱいです。
また、展示にあわせて開催いたしました、夕顔 藤間夕香さんの”冬のお食事会”では、
冬の野菜をふんだんに使ったお料理のおいしい香りに会場が包まれ、なんとも和やかで、温かな時間となり、
お食事会にお越し頂いた皆さまには、冬の風情を感じて頂けたのではないでしょうか。
今回のお食事会では、”南瓜の玄米餅雑煮”か”彩り根菜の雑炊”のどちらか1品を選ぶことになっていましたので、
この究極の選択、ご予約の際にとても悩まれたと思います。(私は2つともいただきました。すみません)
お料理の他に、山口洋佑さんのイラストが添えられたとても素敵なレシピも配られ、
今頃は、皆様の食卓に登場していることと思います。
ご来場頂いた皆様、twitterなどでツイートしてくださった方、お気にかけていただいた方々、
そして加藤さん、藤間さん、ありがとうございました。
- staff 竹内