企画展・手の先の道具 vol.02
2012.09.15 - 09.23
朝起きて眠るまで、人はいろいろな道具を手にします。
ごはんを作るとき、食事をするとき、靴を履くとき、 荷物を持ち運ぶとき、人に何かを伝えるとき、記録をのこすとき…
人は道具なしに過ごすことはできません。
毎日の暮らしのなかで使い、触れるモノだからこそ、
本当に良いものと出会い、道具の大切さを知ってほしいと思います。
開催概要
期間 | 2012年09月15日(土) 〜 09月23日(日) ※火曜日定休 |
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時間 | 12:00 〜 19:00 ※最終日は18:00まで |
作家 | 木工・素白 赤司隆幸 / 五十嵐 裕貴 / 上田 安伸 / 卯田 まさし / 臼井 仁美 / 門田 雅道 清岡 幸道 / 小林 克久 / 枯白 koku / LAWNYDESK / 三輪 周太郎 / モノエ / 中村 智美 西川 美穂 / omoto / ペブル印房 尾崎 悦子 / 齋藤 正明 / 坂本 千明 / サノ アイ / 仕草 菅原 博之 / TAjiKA / 高田耕造商店 / 玉蜜 千原七緒美 / 田中 俊介 / 筒井 則行 / 八木橋 昇 吉田 慎司 |
場所 | poooL 本店 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-12-9 潤マンション105 tel. 0422-20-5180 JR・京王井の頭線吉祥寺駅北口から中道通りを徒歩10分 |
出展作家プロフィール
大手アパレルメーカーでパタンナーとして活動しながら服を中心としたオリジナルなものづくりを始める。その後独立し、2009年「 omoto 」を立ち上げる。現在は自宅兼工房のある世田谷といわきを行き来しながら制作活動を行っている。
メンズファッション専門学校を卒業後、故石津謙介氏に師事。いわきに戻り刃物研ぎ師としての道を歩み始める。
地元の野鍛冶長谷川昭三氏に師事。鍛冶の技術を身に付けながら同時に県内外の物づくりイベントに参加している。
東京芸術大学美術研究科木工芸専攻を修了後、2011年より活動をはじめる。木、漆、生糸などを使って制作している。
主に木と鉄を使用した家具や小物を制作。素材そのものが持っている魅力をどのように活かすか考え、イメージスケッチを形にしている。
手ぬぐいの型染めを中心に活動している。化学染料で染められることの多い”注染”を天然染料で染めることに取りくんでいる。
1995年銀細工に出会い、技術を学ぶ。3年後大谷宇司氏に師事、2000年に独立。
建築事務所を経て、30歳からの木工作家としての独立。作り方や技法を毎回、研究や実験を重ね、いろいろなアイディアを駆使し、実用的な作品を生み出している。
自分たちの欲しいものをハンドメイドでつくる。みなさんにも世界にひとつだけしかないオリジナルを手にする喜びを共感してもらえるようなものを目指し制作している
手仕事でできる工業製品”を目指して金属を主に家具・道具・身の回りの小物などの日常品を製作。
造形会社で7年間勤めた後、森林たくみ塾に入る。谷進一郎工房スタッフを経て、2005年より、埼玉県東秩父村にgreenlightとして工房を構える。
大阪芸術大学で陶芸を専攻後、滋賀県立信楽陶芸の森の創作研修生になる。信楽の製陶会社勤務を経て独立、信楽にて独立に築窯。
金沢卯辰山工芸工房 金工工房を修了、金沢市内に “工房+ときどきカフェ” 「Niche」をたちあげ制作活動している
素材の特徴を生かし、暮らしの道具を制作。2010年山のふもとの静かな集落にて自宅兼工房を構える。
多摩美術大学大学院美術研究科修士課程終了後、埼玉県内に工房を設立。主に自然からのイメージをモチーフに、使いやすく飽きのこないモノつくりを心掛け制作している。
食卓まわりのものを中心に、小さな切れ端も使ってくりやくじらをモチーフにした作品も制作。木に限らず若手作家と共に新しい提案のできる作品づくりを目指している。
石や着色土器を素材に印章のオーダーメイドを行なっている。和紙とハリガネでの作品制作も行なっている。
2003年より大分県別府市竹工芸訓練支援センターにて竹工芸の技術を習得後、愛媛県で製作活動を開始する。
“玉蜜”とは幼少期に叔母に呼ばれていた愛称「おたまさん」と、甘いもの好きを連想させる文字「蜜」をくっつけてつけた屋号のようなもの。手織りものを中心にした作品づくりをしている。
電機メーカーを退職。伊那技術専門校木工科にて木工を学ぶ。その後、広島で「M.SAITo Wood WoRKS」として木工家具・雑貨の製作をはじめる。現在は木の器を中心に製作している。
岐阜、埼玉の家具工房に勤務、2011年に”ki no dugu kiki”を設立。長く使えるものをコンセプトに制作している。
ディスプレイ、舞台美術を学び大道具会社に勤務。その後特注家具の工房を経て2011年に”monom”を立ち上げる。し自然体の生活を目指したモノづくり心がけ制作している。
かなもの雑貨「Kichi」を設立。榛東村にて鉄やステンレスなどを素材に暮らしのものを制作。鉄工所だからこそできることを大切にモノづくりをしている。
四代に渡って鋏を製造する「多鹿治夫鋏製作所」がより多くの方に鋏を知ってもらう・使ってもらう取り組みの一つとして生まれたのが「TAjiKA」ブランド。独特の風合いとアンティーク鋏のような優美なデザインで申し分の無い切れ味の鋏を制作している。
2007年箒に出会い。京都の柳川兄弟のもとで箒を学ぶ。ただ可愛いね、だけではなく、古い道具が長持ちする事や素材の暖かみ、暮らしの在り方までを考え制作活動を行なっている。
職業訓練校木工科修了後、 家具作家根岸宏行に師事し家具工房レーベンへ。レーベンで働きながら個人としても製作をし、時折お皿やこものの展示をおこなっている。
髙田耕造商店の「やさしいたわしシリーズ」は、棕櫚繊維を熟練のたわし職人が一本一本検査し、繊維の太さが均一になるように厳選して巻き上げ制作しているので、手に取った時に棕櫚の持つやさしさがしっかりと伝わる束子。
多摩美術大学絵画科卒業後、栃木県小砂にて修業。独学で土踏み、蹴轆轤を学ぶ。滋賀県信楽にて修行後、築窯。
繊細な線と絶妙な色味で写し出される紙版画やイラスト制作している。生活道具モチーフの版画絵ポストカードなど一枚一枚手刷りされるカードは、ポストカードというよりも「持ち歩ける小さな作品」と言うのがよく似合う。
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