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Tea Corner 「珈琲 枯葉の刻と間」

~ 2025年 7月 31日

越前の山の麓で自家焙煎を行っている 珈琲 枯葉
ゆっくりと時間をかけて淹れるネルドリップの珈琲を
ゆったり楽しんでいただければと思います。

日にち:8月2日(土),8月3日(日)
予 約:不要
時 間:12:00 〜 18:00
場 所:poooL(武蔵野市吉祥寺本町3-8-11 ブルーメゾン101)

早すぎる刻の流れの中で生きている僕たち。

自分の人生を歩めているのか不安になる瞬間がある。

自分の道を歩めていると思っていたら、いつの間にか違う場所に立っていたなんてこともある。

それでも歩みを止められないのがヒトという生き物なのかもしれません。

ぼくは、そんな現代の時間の流れを穏やかにしたい。

ぼくの珈琲を飲んでいる時は「今」だけを感じていてほしい。

そこに流れる時間(=刻)と空間(=間)を愉しんでほしい。

舌で味わうだけではなく、目で見て、香りを感じて、五感を使って。

poooL さんにて、自家焙煎珈琲豆をネルドリップで提供させていただきます。

お豆2種類からお選びください。

・poooL(深煎り、ブレンド) 
 poooLの静けさと温かさを表現したブレンド。味が「綺麗」です。味に「美しさ」を感じるのは僕だけでしょうか。苦味の奥にあるコクと甘みをお愉しみください。

・想ヒビト(深煎り、デカフェ)
 深煎りの味わいそのままにデカフェにしました。ちょっとびっくりしてみてください。カフェイン除去率98%。メキシコの山水によりカフェインを取り除くマウンテンウォータープロセス。

珈琲豆の購入も承っております。

世間の喧騒から離れて、共に穏やかなひと時を過ごしましょう。

Tea corner -永木卓さんの器で楽しむ-

~ 2025年 7月 12日

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料理家 西本かがりさんが手掛ける冷たい甘味とお飲み物を、永木卓(ritoglass)さんの器で楽しむTea cornerを開催します。

作り手(作家)と使い手(料理家)が共に集うこの場所で、ガラスから伝わるもの、そこから感じられるものを体験、体感していただけれる場になればと思っています。

料理家 西本かがり(@__kaonn__)

季節の食卓kaonn主催。
季節折々、五感で記憶する日々を、
「食卓」の上で表現し、「食卓」からサポートすることを目指し、
四季折々の食材を盛り込んだ家庭料理の教室、ワークショップなどを開催している。

器は料理を盛りつけるもの、
料理をより引き⽴たせてくれるもの、

料理もまた、
その器がもつ、美しさ、
その器がもつ、らしさ、を
引き⽴たせることができたなら

そんな対話のようなものが、
料理という⼀連のもののなかにはある。

こう話す 料理家 西本かがりさんは、
器とどんな対話をし、それをどう使うのか。

作家 永木卓さんは、
ガラスとどんな対話をし、器はどう生まれてきたのか。

ガラスから伝わるもの、そこから感じたものを、
作り手と使い手と共に、体験・体感していただけたらと思います。

展示会で購入いただいたグラスやカップでTea cornerをお楽しみいただけます。
「私が選んだ器をプロはどう風に使うのか?」
そんな贅沢な体験を楽しんでいただけたらと思います。

概要

開催日時 7月19日(土)12:00 ~ 17:00
その他 ご予約は不要です。
お席があればどなたでもご参加いただけます。
甘味と飲料が売り切れ次第終了となります。
場所 gallery poooL
東京都武蔵野市吉祥寺本町3-8-11, ブルーメゾン吉祥寺 1F
tel. 0422-20-5180
JR・京王井の頭線吉祥寺駅北口から井の頭通りを徒歩5~10分

Tea corner 「珈琲 枯葉」

~ 2025年 7月 12日

越前の山の麓で自家焙煎を行っている 珈琲 枯葉
ゆっくりと時間をかけて淹れるネルドリップの珈琲を
ゆったり楽しんでいただければと思います。

日にち:7月14日(土)
時 間:12:00 〜 18:00
場 所:poooL(武蔵野市吉祥寺本町3-8-11 ブルーメゾン101)

私たちは、休むことなく考えることを続けています。
言い換えるなら、「考えること」をやめられないのです。

今日すること(未来のこと)を考え、
昨日あったこと(過去のこと)を悔やみ、

そうしてずっと、何かを考えながら過ごしています。

珈琲 枯葉のsouくんが、初めて珈琲を淹れに来てくれた日のことを思い出します。

彼が珈琲を淹れる所作を美しいと思い、
どっしりとしながらも棘(とげ)のない味に清らかさを感じ、
彼との会話を楽しみながら、
その全てを抱くpoooLの空間を心地良いと思いました。

私はこの時、考えることをやめられたのだと思います。

過去でも、未来でもなく、今、目の前にあることを受取っていた。
「今」を五感の全てで味わっていたのだと思います。

これこそが「考えることをやめる」ということではないでしょうか。

ほんの一時でも、そんな心穏やかな時間を過ごしていただけたらと思っています。
どうぞ一杯の珈琲を楽しみにいらしてください。

※ご予約は不要です。
お席が空いていればどなたでもご参加いただけます。
どうぞお気軽にお越しください。

永木卓 (RITO GLASS) 硝子展

~ 2025年 7月 04日

「器はそれ一つでどうにかなるのだろうか。
 そこに入れるものがあって、使ってくれる人がいて、
 使われて生きる道具を私は作りたいのだと思う。」

ritoglass(永木卓)さんはこう言います。

そんな彼のモノ作りは ” 引き算 “ の思想によって行われます。

作り手の色(個性)を押し出すよりも、使い手が自由に楽しめる余白のあるモノ作り。
モノクロームの写真のように、見る人(使う人)の想像力を掻き立てる。
そんな余計な色のない世界。

それが永木さんが求める” 引き算 “ によるモノ作りです。

彼は言います。
「足し算は使う人にして欲しい」と。

民藝運動の父である柳宗悦は、自身の著書の中でこんなことを言っています。

“ 嘗て美は凡ての共有であつて、個人の所有ではなかつた。
私達は民族の名に於て、時代の名に於て、その労作を記念せねばならぬ“
(柳宗悦「雑器の美」より)

名もなき職人たちが作った日用品に、美と手仕事の価値を見出した民藝。
そこに宿った美しさは、その時代、その土地に生きる人々が積み上げ、そして作り上げたものであり、個人の創造性(個性)を遥かに超えたものでした。

永木さんの器が持つニュートラルな美しさの中に、民藝に宿る美を見たような気がしています。

永木卓さんの器で楽しむ Tea corner (料理家 西本かがり)

料理家 西本かがりさんが手掛ける冷たい甘味とお飲み物を、永木卓さんの器で楽しむTea cornerを開催します。
作り手(作家)と使い手(料理家)が共に集うこの場所で、ガラスから伝わるもの、そこから感じられるものを体験、体感していただけれる場になればと思っています。ご予約は不要で、お席が空いていればどなたでもご参加いただけます。
詳細はこちらから

開催概要

期間 2025年7月19日(土) ~ 7月27日(日) ※月火水曜日はお休み
時間 12:00 ~ 18:00
作家 永木卓 (RITO GLASS) Eiki Taku, 在廊日:19日(土)
場所 poooL 新店
東京都武蔵野市吉祥寺本町3-8-11 #101
tel. 0422-20-5180
JR・京王井の頭線吉祥寺駅北口から中道通りを徒歩5~10分