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工藤由美 個展

~ 2025年 3月 09日

制約があること。
私たちはそれを、やりたいことを妨げるマイナス要因として捉えがちです。

しかし工藤さんに言わせると、制約があるからこそ作りたいものが見えてくるのだと言います。

「これ以上どうすることもできないくらい小さなハギレがある時、
 そこから始めるしかないからこそイメージが湧きやすくなる。

 前に入れたハサミの跡が布に残っている時、
 そこからハサミを入れるしかないからこそイメージが広がる。

 そうするしかない状況の中で工夫をするのが好き。
 (作る時には)いつも溜まっているもの(端切れ)に助けられている気がする。」

制約とは、自由を制限するものではなく、自由に発想するための起点となるものなのかもしれません。
工藤さんのモノ作りの話を聞きながら、そんなことを思いました。

無数の布片と作家の感性。
一期一会が生み出す布の芸術と出逢いに来てください。

開催概要

期間 2025年03月15日(土) ~ 03月23日(日) 月、火、水曜日休み
時間 12:00 ~ 18:00
作家 工藤由美
場所 poooL 新店
東京都武蔵野市吉祥寺本町3-8-11 #101
JR・京王井の頭線吉祥寺駅北口から中道通りを徒歩5分

小林裕之・希 ガラス作品展 

~ 2025年 3月 01日

小林さんご夫妻のガラスの魅力。
それはガラスによって映し出された「影」の美しさではないかと思います。

透明なガラスを通って落ちた光。
その先に生まれた影は、美しいレースのようにガラスの足元を彩ります。

ガラスが放つ光と、その光が生み出す美しい影。
両者が織りなす「光」と「影」の世界をお楽しみください。

今回の展示では、小林さんご夫妻の作品をより楽しんでいただくための2つの企画を準備しました。

(コラボ作品)
木工作家の南祐基、船木智仁さんにお願いし、それぞれの個性が光るコラボ蓋物を制作しました。

茶会 光明 ~ 雲南旅話 ~ (茶絲道 堀口一子)

小林裕之・希さんの個展に合わせ、茶人 堀口一子さんによる茶会を開催いたします。自然茶研究を通し、茶の可能性を追究する堀口さん。三月はじめに旅をする雲南のお話を伺いながら、小林さんご夫妻の器でお茶を楽しんでいただければと思います。
詳細はこちらから

開催概要

期間 2025年3月29日(土) ~ 04月06日(日) 月、火、水曜日休み
時間 12:00 ~ 18:00
作家 小林裕之・希 / 在廊日:3月29日(土)・30日(日)
場所 poooL 新店
東京都武蔵野市吉祥寺本町3-8-11 #101
JR・京王井の頭線吉祥寺駅北口から中道通りを徒歩5分