企画展・10月の台所から
2013.10.18 - 10.27
台所の窓からさす光と陰。紅葉を待つ葉の輪郭。
作業台の上の包丁、お鍋、秋のお野菜。
食器棚にならぶ 気に入りのうつわ、グラス。
無造作にたたまれた籠のなかの布巾たち。
ある日の食卓にならぶ 愛おしき風景と、そこによりそう音楽へ
「10月の台所から」は、
poooLと料理家 藤間夕香がみつめる
人ともの、こと、日常をつなぐ愛しさの空間です。
日々愛用している(陶・木工・ガラス・金属・布)作家たちの食まわりの道具の展示、
本展をイメージした音楽、食事イベントを通して「食にまつわるリアルな景色」を表現してゆきます。
どうぞ手にとり、味わいにいらしてください。
- 食事会、藤間夕香さんによる「10月の食卓」
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食器棚に見立てた展示空間から、日々愛用している作家さんの食器を選び、台所にしつらえた空間で料理を盛り、食卓へ。藤間さんの日常の動きに近づけた動線と料理をおたのしみください。
*イベント時は各回ともユキシュンスケさんによる生演奏があります。
- 「10月の台所から」オリジナルサウンドアルバムの販売・小さな演奏会
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音楽家 ユキシュンスケさんが本展をイメージした、オリジナルサウンドを書き下ろしてくれました。
これを記念してサウンドアルバムの販売とお食事会のなかで小さな演奏会を開催いたします。
・ユキシュンスケ
映画の音楽、ギャラリーやカフェでの展示音楽の作曲やライブ活動を中心に活動。
アコースティックな楽器を中心にさまざまな楽器を用いて作曲、演奏、日常にそっと寄り添うような、そんな音楽を。
◎ ユキシュンスケの小さな演奏会
2013年10月19日(土)・26日(土) ※お食事会「10月の食卓」のなかで
会場 poooL 本店
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* CDの一部のサンプル曲です。 online shop
- 8名の作家による展示販売 (出展作家のご紹介)
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石原稔久ishihara toshihisa陶
福岡県宮若市で作陶されている石原さんの器は”てびねり”を中心に制作されています。てびねりで作られた器は温かい風合いをもち、どこかオブジェのようでもあります。
田村文宏tamura fumihiko陶愛知県岡崎市で作陶されている田村さんは、カンボジアとホンジュラス共和国で陶芸指導をれていた経験をがあり、器にはどこか、東南アジアの風合いを感じることができます。
古橋治人furuhashi haruto木工・陶茨城県筑西市で活動されている古橋さんは、木の材料を中心に金属や土器でテーブルウェアや大きな家具まで幅広く制作されています。生み出される作品はスタイリッシュで大人の雰囲気を感じさせてくれます。
西山芳浩nishiyama yoshihiroガラス石川県金沢市で制作されている西山さんのガラスは、とても表情豊かで水を注ぐと、まるで湖面に浮かぶゆらぎのような心地よさを感じさせてくれます。
中村智美nakamura tomomi金属群馬県で制作されている中村智美さんの鉄とステンレスから生み出されたキッチンツールは、細やかな気遣いが込められれ、金属の力強さを感じつつ、とても柔らかな印象を与えてくれます。
いわもとまきこiwamoto makiko布いわもとさんは、お父さんと古いものを使った家のリフォームや、植物を使った空間づくり、布もの制作をされています。いわもとさんの生みだすものはとてもあたたかで懐かしい雰囲気を与えてくれます。
omotoomoto包丁・布福島県いわき市を拠点にされているomotoさんは、ご夫婦で活動されています。康人さんが包丁を、智子さんが布ものを制作されています。刃物研ぎを極めた康人さんが作る包丁は抜群の切れ味で、智子さんの端布を合わせて作られたケースもとてもおしゃれで、料理を楽しくしてくれます。
開催概要
期間 | 2013年10月18日(金) ~ 10月27日(日) |
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時間 | 12:00 ~ 19:00 |
作家 | 石原稔久、田村文宏、西山芳浩、古橋治人、yuta、いわもとまきこ、ユキシュンスケ、omoto、中村智美 |
場所 | poooL 本店 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-12-9 潤マンション105 tel. 0422-20-5180 JR・京王井の頭線吉祥寺駅北口から中道通りを徒歩10分 |