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nakamura nazuki 冬のアクセサリー展

~ 2015年 12月 03日


植物をモチーフとしたアクセサリーが人気の中村なづきさんのミニ展示【nakamura nazuki 冬のアクセサリー展】がpoooL02でスタートしました。

毎年、個展の度ごとに新しい作品を発表してくれている意欲的な なづきちゃんですが、春の個展を待たずして新しい作品が生まれたとのことで、新作の発表を兼ねてミニ展示を開催することとなりました。

新作のモチーフは「mint(ミント)」。

本物のミントの葉っぱから型をおこしたというミントのシリーズは、これまでのなづきちゃんの作品とはひと味違い、躍動感があってクールな印象です。
ブローチは男性の方にもオススメです。

そして、このイベントのもう1つのお楽しみは、展示期間だけのスペシャルパッケージ。
いつもパッケージがステキな なづきちゃんですが、クリスマスをイメージしてデザインしたという限定パッケージは高級感があってプレゼントにピッタリです。

nakamura nazuki 冬のアクセサリー展
展示期間 12/2 〜 27
場所   poooL02

なづきちゃんの作品は、poooLオンラインショップからもご購入いただけます。
12/2〜27の期間は、スペシャルパッケージでお届けします。

工房 蟻(こうぼう あり)の服

~ 2015年 5月 17日

6/6よりスタートする工房 蟻さんの展示会。
これまで、盛岡にお住まいの方以外はほとんど目にする機会のなかった【工房 蟻 の服】についてご紹介をしたいと思います。

盛岡の中心地を流れる中津川沿いの工房で、“布に纏わる”モノづくりを行っている工房蟻(こうぼう あり)さん。

古き良き日本の衣服、袴(はかま)にヒントを得て生まれたというHAKAMAパンツは、老若男女を問わず誰もが心地よく着ることができる人気のパンツです。

【工房 蟻】というちょっと変わった名前には、蟻が巣を作るように、少しずつ “布に纏わる” ことを増やしていけたらという彼女の願いが込められています。

そんな工房蟻さんの “布に纏わる” モノづくりのスタートは、【衣装】作りから始まりました。
婚礼衣装や撮影衣装などの衣装づくりは、今も彼女のモノづくりの1カテゴリーとして位置づけられています。

そんな彼女が日常着の制作を始めたのは5年ほど前。
「しばりがある中で考える方が好き」という言葉どおり、彼女が生み出す日常着には3つの興味深いコンセプトが設けられています。

“ 温故知新シリーズ ” は、これまでの暮らしに根ざした “ 衣服 ” に学び、現代の日常に添う “ 衣服 ” のカタチを考えるというシリーズ。

「昔からあるものには先人の知恵が受け継がれており、意味のあるデザインだからこそ普遍的で美しいのだと思う。」と言う彼女。

老若男女を問わず、誰もが皆、同じものを着ることができる着物のような、そんな古き良きデザインを探し、今に蘇らせたいのだそうです。

“ 温故知新シリーズ ”の他にも、 “ 衣服 ” のカタチの中にアルファベットの1文字を見つけるという視覚的な遊びで “ 衣服 ” のカタチを考えるアルファベットシリーズや、今後、長く着続けることのできる、現代のスタンダードな “ 衣服 ” のカタチを考えるstandardシリーズなどがあります。

お話を伺い、彼女の服はしっかりとした考えのもと、それを具現化するために生み出されているのだということがよくわかりました。

そうして生み出された服は、シンプルで着心地が良く、無駄のないミニマリズムの服であると思います。
だからこそ、その服は日々の暮らしの中で着こなしのベースとなり、活躍をしてくれる真の日常着になりえるのではないでしょうか?

今回の展示会では、人気のHAKAMAパンツをはじめ、ストレートパンツ、ギャザースカート、プルオーバーやワンピなど、工房 蟻さんのお洋服の様々なラインナップをご覧いただきたいと思っています。

HAKAMA展 
2015年6月6日(土)〜14日(日)
場所 poooL本店

yasuhide ono 〜 鉱物とアクセサリー作品展〜

~ 2015年 3月 28日

世界中を放浪しながら、旅の先々で出逢った天然石に魅せられ、アクセサリー制作をスタートさせたというonoさん。

そうして出逢った1つ1つの石たちを、古来より伝わる「編む」という手法を用いてアクセサリーに仕立てています。

彼が生み出すアクセサリーは、身につける人を飾り立て、誇示するための装飾品ではなく、身につけている人の内にある魅力を引き出し、輝かせる存在のように思います。

それはきっと、彼が「鉱物」という自然が長い時間をかけて生み出した恵みを大切に想い、その想いに逆らうことなく創り上げたものだからなのでしょう。

だからこそ、そうして生み出されたアクセサリーは、華飾的に人を飾り立てるのではなく、優しく人に寄り添う存在なのだと思います。

今回で2回目となる作品展。
彼がどんな石たちと出逢い、どのように見立て、どんなアクセサリーに仕立て上げたのか楽しみです。

ぜひ会場へ足をお運びください。

yasuhide ono 作品展 〜 鉱物とアクセサリー 〜
2015年03月28日(土) ~ 04月05日(日) ※火、水曜日休み
展示案内ページ
オンラインショップ

HARRYS & errer EXHIBITION 〜 FRAGMENTS 〜

~ 2015年 3月 14日

水面に浮かぶ無数の泡を繋ぎ合わせたような、美しい編み目のガラス作品が印象的なHARRYS(土屋琴さん)。

身の回りに存在するものたちを、標本という形で作品に仕立てるerrerさん。

そんな二人のコラボ展時が、closet poooL にて開催されています。

二人の作品に共通するのは “繊細”さ。
土屋さんの作品からは研ぎすまされた繊細さを、そしてerrerさんの作品からは儚さを抱く繊細さを感じます。

errerさんは東京での初展示、そして土屋さんは5年ぶりのアートピース発表に加え、新作の10Kアクセサリーのお披露目となります。

会場には、全日土屋琴さんが在廊してくださいます。
ぜひ会場へ足をお運びください。

HARRYS & errer EXHIBITION 〜 FRAGMENTS 〜
2015年03月07日(土) ~ 03月15日(日) ※火、水曜日休み
展示案内ページ
オンラインショップ

【Abis】 nazuki nakamura × poooL original pair ring

~ 2014年 12月 05日

中村なづきさんと進めてきたオリジナルのペアリング制作。
そのリングが、ついに完成をしました。

もみの木 をモチーフにしたリングは、表面に樹皮をイメージした凹凸が施され、角度によって見え方が異なる波形をしています。

毎日身につけていても飽きがこないシンプルさの中にも、個性とこだわりが感じられるデザインになっています。

もみの木 は、古代よりゲルマンの人々の間で神聖な木として崇められてきました。
雪に覆われる厳しい冬にも、青々とした葉をたやさない もみの木 に、人々は “生命力” と “希望” を感じたからだそうです。

あたたかな日差しが降り注ぐ日、
さむい北風にさらされる時
どんな時にも緑をまとうモミのように・・・

リングの名前になっている【Abies】とは、モミ属の学名です。

【Abis】 nazuki nakamura × poooL original pair ring

【marriage ver.】
プラチナ、18K、ホワイトゴールドよりご希望の素材をお選びいただけます。
リング裏面には、お二人のご希望の文字を刻印させていただきます。

お二人の思い出をしまっておいていただくのにふさわしい、専用のBOXに入れてお届けさせていただきます。

オプショナルとして、リング裏面にダイヤモンドをお入れすることができます。

【casual ver.】
カジュアルに身につけていただける、真鍮、シルバーの2素材をご用意しました。
(プラチナ、18K、ホワイトゴールドもお選びいただけます。)

専用のBOXに入れてお届けします。

オプショナルとしてリング裏面に刻印を入れることができます。

オーバルボックスが可愛いソーイング箱に。

~ 2014年 9月 15日

オーバルボックスをお送りさせていただいたお客様からいただいた素敵なお写真。

「MERCHANT & MILLSのソーインググッズを入れたい!」という思いで注文してくださったというオーバルボックス。

「すぐ手に入る、違う何かで自分を誤摩化さなくて良かった。(^-^)」という嬉しいメッセージと共に、このお写真をいただきました。

黒消しのオーバルが、ソーインググッズのデザインととてもよく似合っています。

中嶋寿子さんの展示が始まりました。

~ 2014年 6月 21日

中嶋寿子さんの展示が始まりました。

待ちに待っていた中嶋さんの展示。
彼女がどんな展示を見せてくれるのか、作品を通じて何を語りかけてくれるのか、本当に楽しみにしていました。

いつもはあれこれしゃべりたがりの私ですが、今回ばかりは余計なことをお話するのはやめようと思います。

それぞれの方が、先入観なしに自由に見て、そして感じてくださることが、今回の展示にはふさわしいと思うからです。

皆さんは、この場所で、彼女の作品を通じて、彼女とどんな「話」をするのでしょうか?
百人百様の対話が生まれる・・・そんな「場」になってくれることを願っています。

- yoko

中嶋寿子 作品展
2014.6.21 (sat.) – 6.29 (sun.)

中嶋さんの作品紹介については、こちらのブログをご覧ください。

SARA×JIJIの展示会が始まりました。

~ 2014年 6月 08日

リラックスからお出かけまで、気負うことなく着られる服。
私も大好きなSARA×JIJIさんの展示会がスタートしました。

お付き合いを始めてから早いもので今年で3年目、展示会も2回目を迎えました。

これまで、どうしても春夏のアイテムに偏っていたご紹介。
今回の展示会は、コートやニットなどの秋冬物も含め、“SARA×JIJIのフルライン” をご覧いただけるものにしたかったのです。

SARA×JIJIのオーナーであり、デザイナーでもあるひろみさんにその思いをぶつけてみたところ、私たちの思いを組んでくださり快諾。
受注用サンプルにはご自身の私物までお貸出ししてくださり、今回の販売会&受注会を開催できることとなりました。

心ゆくまでSARA×JIJIのお洋服を満喫していただければと思っています。

今回、私が一番にオススメをしたいのは、ウールフランネルのコート。
poooLでもご紹介をしているオックスリネンのコートの生地違いです。

ウールの織地を起毛させたフランネル地のコートは、驚くほどに軽く柔らかで、本当に着心地が良いのです。

「肩が凝るからコートは苦手。ダウンにしてるんだけど出かける時が困るわよね。」とおっしゃっていたお客様にも、ぜひおススメしたいと思ったほど、本当に軽くて着心地がいいんです。

一見すると薄手のようにも見えますが、イギリスの寒さが厳しい地域で愛用されていたというフランネル生地は保温効果もバッチリです。

裏地はコットンのストライプ生地。
裾が翻った時や脱いだ時など、コートやJKって意外と裏地が見える機会が多いですよね。
そんな時、オシャレな裏地がついていると、「おぉ〜」って思いませんか。
まさに、裏まで気を抜いていない感じです。

色は写真のネイビー、チャコールグレー、そしてレンガ色の3色。
サイズ展開があって、サイズが選べるのも嬉しいところです。

オススメのコートは、オーダーにてお受けさせていただく商品で、9月末頃のお届けとなります。

「これは絶対欲しいよね!」
試着をしたstaff一同、声を揃えて行った本音です。

お天気が優れませんが、悪天候を押していらしていただくだけのことはあると思います。
お待ちしています。

SARA×JIJI 2014 collection at poooL
2014.6.7(sat.) 〜 2014.6.15(sun.)

AUTTAA 2014 SS collection がスタートしました。

~ 2014年 5月 24日




モード過ぎず、ナチュラル過ぎず、絶妙なバランスが魅力のシューズブランド AUTTAAの展示販売会がスタートしました。

今年で3年目を迎えるAUTTAAの展示会。

これまでは受注会をメインに開催をしてきましたが、「今すぐ履きたい!」の声にお応えして、今回は即売品をメインにした展示販売会となっています。

急に暑くなってきた今日この頃、明日からすぐに履きたいサンダル類も充実しています。

革本来の魅力が存分に楽しめてナチュラルな着こなしにピッタリのストラップサンダル。

シルバーの革の上に白のペイントを施し、色ムラのある上品な仕上げにしたダブルストラップサンダル。

リゾート感とモード感を上手に併せ持ったレイヤードサンダルなど、コーディネイトの完成度をワンランク上げてくれるサンダルたちです。

さらに、今回は人気のルームシューズにも新顔が登場。
キリリとクールな表情になったルームシューズは、女性はもちろんのこと男性にもオススメです。

AUTTAA 2014 SS Collection
5月24日(土) 〜 6月1日(日)

西川美穂さんの金工作品展がスタートしました。

~ 2014年 5月 24日

金沢で制作活動を行っている金工作家 西川美穂さんの作品展がスタートしました。

線の美しい、とても繊細な作品を作る美穂さん。
シンプルな繊細さが彼女の作品の魅力ですが、お子さんがお生まれになってからの制作活動では、従来の繊細さに加え、温かみや遊び心が加わり、より一層作品の魅力が増したように思います。

今回の展示会にお持ちいただいている新作のブローチは、これまでの作品には見られなかった可愛らしいお家がデザインされています。

可愛らしいモチーフでありながらも、美穂さん特有の繊細さは健在。
可愛らしさと上品さが絶妙にミックスされた、大人のための可愛いアクセに仕上がっています。

お家のブローチの他にも、ねじれのラインが美しいピアスやブローチ、定番のカトラリーや靴べら。
そして展示会だからこそ見ることができる箱モノなど、見応えも満載の展示会となっています。

ぜひ足をお運びください。

西川美穂 金工展
5月24日(土) 〜 6月1日(日)

STUDIO LA CAUSE 〜 触感 〜 がスタートしました。

~ 2014年 5月 18日

名古屋で制作活動を行っている革作家 STUDIO LA CAUSEさんの展示会が始まりました。

多くの作家さんに会い、たくさんのモノを見ていると、「作り手と、その人が生み出したモノは似ているな」と思うことがよくあります。

STUDIO LA CAUSEの革製品もまた、作り手であるご本人、元くんととてもよく似ています。

シンプルで無駄のないデザインは、洗練されていてとてもクール。

しかし、その一方で、どこかにヌケ感のある温かみが感じられます。

それが彼が作るモノ、そして彼の魅力ではないかと思います。

今回注目なのは、シンプルなデザインをよりクールに引き立たせる新色の革たち。

カッコ可愛いアンティーク調のレッドは、お財布やポーチなどの小物にぴったりです。
大きなサイズのポーチは、クラッチとして持ってもカッコいいし、ipadなどのケースとしてもよさそうです。

革屋さんに別注を入れたというこだわりのグレーは、ちょっぴりカーキがかったミリタリー調のグレー。
ボストンはもちろんのこと、お財布、ポーチなどの小物まで、どれをとっても男女を問わず格好良く持てること間違いなしのカラーです。

みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね。

sabo

~ 2014年 5月 15日

coupeさんにお願いした、SABOのサンプル。夏の展示会に出ます。お楽しみに。ーケイ

yasuhide onoのアクセサリー

~ 2014年 3月 07日

世界中を放浪しながらアクセサリー制作のキャリアをスタートさせたというonoさん。
旅の先々で出会った天然石に魅せられ、その魅力と歴史を伝え、少しでも多くの方々の日常に関われればという思いからアクセサリー制作を始められたと言います。

長い、長い時間をかけて生み出された鉱物は、何百という種類があり、2つとして同じ形が存在しない唯一無二の存在。
数多ある中で巡ってきた石とは、雄大なる時間(とき)の中の、偶然なる巡り合わせが生んだ出逢い。
世界中を旅してきたonoさんだからこそ、そんな人知の及ばない出逢いに魅了され、出逢った1つ1つの石たちを次の出逢いに繋げてゆきたいと思ったのではないでしょうか。

彼が作るアクセサリーには、古来からの「編む」という手法が用いられています。
そして、留め具部分にも金具などは一切使わず、石やビーズなどで作られた留め具が使われています。
古来からのやり方で、時間をかけてコツコツと作り上げる。
彼の制作活動は、時間という人の手の及ばないところで生み出され、偶然の出逢いという、同じく人の意思の及ばないところで巡り逢った石たちへの敬意の表れのようにも思えます。

だからでしょうか、彼が生み出すアクセサリーは、都会的で洗練されているのに、冷たさではなく温かみが感じられます。

yasuhide ono 鉱物とアクセサリー作品展
2014年03月21日(金) ~ 03月30日(日) *火、水は休み
poooL 本店

coupéさんの革靴に決めました。

~ 2013年 12月 25日

今年も残り僅かとなりましたね。
みなさまは、2013年はいかがでしたでしょうか。

現在、poooL では、ご夫婦で靴作りされている coupéさんの靴の受注会を開催しております。

この丸みの感じがとてもたまらなく、愛おしいです。

人生の9割をスニーカーで過ごしてきた僕が、
革靴を履こう!と決めました。

やっと探してきたデザインに出会えたと思えたからです。

来年の2月ごろからは、革靴を履いて毎日を過ごそうと思います。

スニーカーが大好きだった僕が、イチオシしたいcoupéさんの革靴。
革靴への距離をぐっと近づけてくれました。

-staff 竹内

coupé 革靴の受注会
2013年12月19日(木) ~ 12月29日(日) ※26日(木)は休み
poooL 本店

※今回の受注会ではお届けは、2月末ごろとなります。(注文数により変更になる場合がございます。)

cinecaさんのお菓子

~ 2013年 12月 11日

Nakamura Nazukiさんの作品展のイベントにお菓子を出店いただいた cinecaさん。

cinecaさんのご好意で、お菓子を15日(日)まで引き続き販売することとなりました!

石に見立てたナッツのお菓子に、
枝に見立てた、プレッシェル、
本物のような葉っぱのサクサククッキー (売り切れました)
をご用意してお待ちしております。

また、クリスマスモチーフのお菓子(写真)も追加していただいておりますので、
是非この機会にご覧いただければと思います。

見たことのないような、
一見お菓子には見えない、ちょっと変わったお菓子を作りをしている cinecaさんのお菓子は、
心を癒してくれる素敵なお菓子です。

-staff

中村なづきさんの作品展が始まります。

~ 2013年 12月 05日

12/6(Fri.)から中村なづきさんの作品展が始まります。

今年一年、なづきさんの展示を本当に楽しみに待っていました。
楽しみにしていた理由は、展示でこそ彼女が生み出すモノの魅力が存分に味わえるのではないかと思っていたからです。

彼女が作る作品たちは、もちろんどれもそれだけで素敵です。
でも、それを取り巻く「空間」と、そこにいる「彼女」とが一体となった時、個々の作品が「彼女の世界」をより一層増幅させ、輝きを増し始めるように思います。

彼女が作る作品たちは、きっと「中村なづき」という世界の一部、そう、彼女という世界の「かけら」のようなものなのではないでしょうか。

今回の展示では、陶刻家 モノエさんのご協力の下、モノエさんのアーティスティックなオブジェたちも併せてお楽しみいただこうと思っています。

中村なづき feat.monoe の世界への扉がpoooLで開きます。
ぜひお立ち寄りください。

中村なづき 作品展
12/6(FRI.)〜12/15(SUN.)

※ 遠方でお越しになれない皆様のために、一部作品はオンラインショップでもご覧いただけます。
 本展示よりお目見えする10Kシリーズ、ならびに新アイテムについてはお問い合わせください。

※ 12/7(SAT.)は夕方よりオープニングイベントが開催されます。
  どなたでもご参加いただけますので、お時間がございましたらぜひお立ち寄りください。

ペブル印房さんの和紙のアクセサリー

~ 2013年 11月 28日

現在開催しております「ペブル印房、ハンコと和紙のアクセサリー展」。
ペブル印房さんの和紙のアクセサリーを紹介します。

こちらのアクセサリーは、曲げたり織ったりとて自ら手を加え、自分好みにアレンジをきかせられます。

身に着けて使っていく中で、徐々に変化を加え、その時の気分や、こだわりを表してもいいかもしれません。

しかし。和紙のアクセサリーと聞いて、「耐久性はどうなの?」と思う方がおられると思います。
私もこちらのアクセサリーを実際に触るまでは、破れたり、ぼそぼそになってしまうのかなぁと思っておりました。

ペブル印房さんに、「破ってみてください」と、アクセサリーのパーツを一枚頂き、
恐る恐る、グッと力を入れて破ってみようとしましたが、
なんと、どんなに角度に曲げたり、引っ張ったりしても、破ることが出来ませんでした!

何年も何年も、色んな表情を楽しめるアクセサリー、
是非この機会に、ペブル印房さんの和紙アクセサリーを手に取ってみてはいかがでしょうか。

- staff

ペブル印房さんの和紙のアクセサリー展
2013年11月23日(土) ~ 12月01日(日)
poooL 本店

気になる qan:saviさんの革製品

~ 2013年 11月 14日

開催中のqan:saviさんによるの革製品展。
staff がとても気になる作品を少しだけ紹介しようと思います。

・革の箱
古いアルミの小さな箱や錆びたブリキや鉄の小箱が好きだという、qan:saviさん。
その味わいのある箱を革で形にしたのが、革の箱です。
陶芸のタタラ技法を参考に作られたそうです。

名刺を入れたり、アクセサリーを入れたりと、いろいろな場所で使える素敵な革の箱だと思います。
雰囲気もそうですが、持った時の感触や、革のギュッギュッという音がても素敵です。

・ショッピングバッグの様な革のバッグ
一目見てこれはいいな~と、おもったショッピングバッグのような革のバッグ。
これを持って、お買い物にいって、「これに入れてください」と言えたら、かっこいいなと思います。

・赤色
qan:saviさんが主に使われている革の色は、
現在、キャメル、ダークブラウン、ブラック、モスグリーン、レッド の5色。

どの色も、とても素敵だなと思うのですが、
レッドの色が自分なりにとても素敵だなと思います。

いままで、レッドに対してはなにも興味がなかったのですが、
このレッドは、ほしいと思います。

パスカードや、キーケース、カードケースにノートカバーそしてカメラストラップ。
悩みます。

個人的な目で紹介しました、qan:saviさんの作品。
この他にも、たくさん素敵なものがございますので、是非この機会にお越しいただければと思います。
(qan:saviさん曰く、今回の作品点数は今まで以上とのことです。)

qan:saviさんは、
機能からではなく、
その道具を使うことによって起こる動きの所作や、
その道具を持った時の客観的に見えるスタイルを考えて、
形をつくり、そこに必要最低限の機能を付ける。

そんな考えを持って、
一つひとつ丁寧に、型紙をつかわずに手縫いで、生み出されています。

-staff 竹内

qan:savi 手縫いの革製品展
11月17日(日)まで開催中です。

素材のはなし “ ベビーキャメル ” その2

~ 2013年 11月 13日

前回、キャメル素材について色々とお話をさせていただきましたが、本当にそうなのか、今回も実際に着て試してみました。

着てみたのはこちらのポンチョ風カーディガン

<保温力>
ウールより断然暖かいです。
アルパカ同様、キャメルも体温を逃がさず、体温を抱き込んでいる感じがします。

<吸湿性、放湿性が高い>
シトシトと霧雨のような雨が降る日。
こんな日はニットが水分を吸って重くなり嫌ですよね。
いつもならニットは着ないところですが、せっかくなので着て出てみました。

歩いて15分ほどのレンタルDVDショップ。
到着するまでにニットは随分と水を吸い、手で触ってみると明らかに「濡れている」のがわかるほどでした。
しかし、何と言うんでしょうか、じっとりと湿った感じがないのです。
手で触ると濡れているのがわかるのに、着ていて気持ち悪くないんです。

DVDを物色しているうちに、みるみるうちに「濡れている」感じがなくなっていきました。
そして、店に入って15〜20分ほどの間に、すっかり乾いた状態に戻っていました。

これには本当に驚きました。
首回りに巻いていたウールのストールはジットリと濡れたままで、帰りは巻いて帰ることができませんでした。
本当にものすごい放湿性だと思います。

お天気が悪い日にもってこいの素材なのはもちろんのこと、暖房がきき過ぎた場所で汗をかいて風邪を引くということもなくなるでしょうし、この乾きの早さはお家でのお洗濯がしやすいということにもつながるのではないでしょうか?

<肌触り>
毛の間に空気を抱いて盛り上がるという性質のためか、ウールと比べるとしっとり感と肉厚感があり、上品で心地良い肌触りです。
ふんわりというよりは、もっとしっかりとした毛皮のような柔らかさであり、心地良さだと思います。

以上が着てみた感想です。
高く評価されるに値する、とても良い素材だと思いました。

最後に、できればお家でお手入れをしたいという方々のために、簡単なお手入れ方法についてご紹介をしておきたいと思います。

<着用後のお手入れについて>
毛足の長いキャメルは、毛乱れを起こしやすいので、着用後はブラシで毛並みを整えてあげると良いです。

<お洗濯の方法>
お家でお洗濯をする際には、手洗いをしてください。

オシャレ着洗い用洗剤を溶かした水(もしくはぬるま湯)で、短時間で優しく押し洗いをしてあげてください。
つけ置き洗いはNGです。
アルパカ同様、獣毛は人間の毛髪に似ていますので、シャンプーを使って洗っても良いそうです。
変色、形崩れの原因となるので、アルカリ性洗剤や漂白剤は使わないでください。

水の温度に注意する点もアルパカと同様。
お湯で洗うと縮みの原因となりますので注意をしてください。
また、洗っている時の水の温度を一定に保つことも重要です。
水を使ったりお湯を使ったりせず、一定の温度でお洗濯することが洗濯中の縮みや形崩れを防ぎます。

すすいだ後、柔軟剤で仕上げるとよりふんわりと仕上がります。

ドライの方法についてですが、洗濯ネットに入れてごくごく軽く脱水をかけた後、バスタオルに巻いてタオルドライ。
あらかた水が切れたところでバスタオルの上に置いて平干しをしてください。

最後に、獣毛であるキャメルも洗い過ぎると油分が抜けてしまうので、あまり頻繁に洗わない方が良いそうです。

素材のはなし “ ベビーキャメル ” その1

~ 2013年 11月 13日

寒い季節を心地良く過ごすための、暖か素材に関するお話の第2弾です。

前回のアルパカに引き続き、私たちがこの冬に注目している暖か素材は「キャメル」です。

ふたこぶラクダの毛であるキャメルは、一体どんな素材なのでしょうか?

ふたこぶラクダは、年に1度、晩春に脱毛をします。

その毛を拾い集めて使用しているのがキャメル素材。
そのため、採取量は極めて少なく、羊毛の0.14%程度言われています。

日本では、カシミアに比べ知名度の低いキャメルですが、欧米では高級天然毛として高い評価を受けています。

モンゴルに生息するふたこぶラクダは、夏は45度、冬は−40度という、とても厳しい自然環境に置かれています。
厳しい自然から身を守るため、毛が非常に発達をしているのです。

その毛は、強靭で軽く、毛と毛の間に空気を含んで盛り上がる性質があります。

ラクダの毛は、中心にたくさんの穴がある多孔質繊維です。
そのため、十分に空気を含んだ毛は、捉えた体温を逃がさず、高い保温力を発揮します。
その保温力はウールを大きく上回ると言われています。

たくさんの空気を抱き込めるという性質は、肌触りの良さにもつながっています。
空気を含んでふんわりと盛り上がった毛は、弾力性があり、ふっくらと柔らかな心地良い肌触りとなります。

元に戻ろうとする反発性の高いラクダの毛は、フェルト化しにくく、長期間ふんわりとした肌触りを楽しんでいただけます。

多孔質繊維であるラクダの毛は、繊維の表面積が大きくなるため、吸湿性と発散性にも優れており、常に乾いた状態をキープできるという性質も持っています。

放湿力は羊毛の2倍と言われており、吸湿性は現存繊維の中で最も高く、40%前後の水分を吸っても濡れ感がないと言います。

言い換えると、汗をかいてもよく吸収し、濡れ感がないので蒸れないのです。

寒い冬、外では暖かく、暖房が効き過ぎた室内では汗をかいてもすぐに吸収し、放湿もしてくれるので蒸れず、汗が冷えて風邪をひくということがないのです。

ベビーキャメルとは、生後半年までの子供のラクダの毛を集めたもの。
1頭につき、一生のうちに1回だけしか取ることのできないその毛は、大人の毛以上に軽く、暖かで、よりふんわりとした柔らかな肌触りが楽しめます。

今回も実際に着て、試してみました。(続きは次回