石原稔久【文房文具 陶展】
2023年03月04日(土) ~ 2023年03月12日(日)
【文房文具展:ぶんぼうぶんぐてん】
唐の時代(7世紀〜)、読み書きをするための部屋(文房:ぶんぼう)で使われていた道具(筆、墨、硯、紙)を「文房四宝(ぶんぼうしほう)」と呼びました。
明の時代(14〜17世紀)になると、琴や屏風、書画や陶器といった文房を彩るための美術品も含め「文具」と呼ぶようになりました。
人々にとって文房が、単に読み書きをするためだけの場所ではなく、自分と向き合うための大切な場所であったからこそ、「文具」もまた、その空間を彩るインテリアまで含むようになっていったのではないでしょうか。
石原さんが文具を作ろうと思ったきっかけは、「彫刻と定規が一体となっていたら面白いかなぁ」と思ったからだそうです。
そんな彼の発想は、文房を彩る「文房文具」の存在そのものです。
陶の人形は鉛筆キャップ。
アビーロードを闊歩するジョンレノンの彫刻はコンパスです。
ユーモラスな文具たちは、お部屋の中を楽しく彩り、私たちのインスピレーションを刺激してくれるに違いありません。
今回の展示では、道具としての機能を兼ね備えた彫刻作品に加え、お気に入りの空間を彩るカップや茶器など、「文房文具」としての広範囲な文具作品をご覧いただければと思っています。
開催概要
期間 | 2023年03月04日(土) ~ 2023年03月12日(日) 火、水、木曜日休み |
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時間 | 12:00 ~ 18:00 |
作家 | 在廊日 | 石原稔久 | 未定 |
場所 | poooL 本店 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-12-9 #105 tel. 0422-20-5180 JR・京王井の頭線吉祥寺駅北口から中道通りを徒歩10分 |