TAjiKAさんの鋏

~ 2012年 1月 22日

TAjiKAさんの鋏がpoooL familyに加わりました。

今日、ハサミといえば大量生産された工産品が大半を占める中で、現代の生活の中で使いやすいハサミを、昔ながらのフォルム、風合いを大切に手作りで作り続けているTajika。

そのものづくりのコンセプトには、
「モノを着る道具としてはもちろんのこと、置くだけで存在感があり、使い続けることで経年変化が楽しめ、手作りならではの一つ一つ違う風合いを持つ自分だけのハサミに出会える。そんな道具+αを感じてもらえるモノづくり」
が据えられている。

<ironシリーズ>
ハンドメイドならではの風合いとアンティーク鋏(はさみ)の持つ優美なデザイン、
そして申し分のない切れ味を併せ持つこだわりのシリーズ。
昔使っていた古い型を使用して鍛造されるハサミは、一本一本が異なる「顔」を持っているのが魅力。
このシリーズ、「見た目と違ってよく切れる」と評判なのだそうです。
その秘密は、通常の裁鋏の工程にはない手研ぎを行うこと。
それにより、アンティークな風合いを残しながらも切れ味を高めることに成功しています。
針仕事からガーデニングまで幅広く使えるのも魅力。

<copperシリーズ>
「見て、持って、使える」ハサミがコンセプト。
銅を特殊加工で仕上げることによって生まれる、銅製品を使い古したような風合いは、使い込むことによって、さらに変化する色合いが楽しめる。
鋏の技術、裏すきを用いることによって切れ味が持続し、手研ぎすることで銅の風合いを残しながらも切れ味を高めることに成功している。
ステーショナリーとしても使えるよう作られているが、本来は工場での作業用に使われるプロ用の鋏。
布も切れるよう仕上げられており、裁鋏としても使える優れもの。

<garden cripper>
髪を刈り上げるバリカンをモデルにした鋏で、柄が太く、刃が厚いためironシリーズよりも太いものを切ることができる。
あえて古い型を使って鍛造した持ち手、手作業で加工したT字としゃもじ型の部品は、1つ1つが異なる形をしており、
1つとして同じ形のものがない。
持ち手はバリカンの特徴ともいえる3次元の曲がり方をしており、T字はデザイン性のみならず、指で挟み込むことによって落下防止の役割を果たすという機能性も兼ね備えている。
磨きをかけず、あえて粗い目を残したアンティークな風合いに加え、「いぶし仕上げ」という加工によって味わいのある黒に仕上げている。
刃先をカバーするケースには、ブーツなどに使われる高級革が使用されており、職人さんが1つ1つ手作業で縫製をしている。
裁鋏の工程にはない手研ぎをすることによって、風合いを残しながも切れ味を高めることに成功している。