日本有数の清流を抱く、四万十で服の製作を行っているHOSIYATO × WORKERSさん。
縫製歴50年以上というベテラン縫製師さんたちによって縫い上げられる服は、細部にまでこだわり、一着、一着、本当に丁寧に仕上げられています。
「裏まで奇麗に」と縫い代の処理にもこだわり、ボタン付けはもちろんのこと、ボタンホールまで手縫いで仕上げられています。
デザイナー あらいみなみさんの譲れないこだわりは、縫製師さんたちによる「一人一着仕上げ」
「縫製師さんの毎日に寄り添って作られた服は生きている服のような気がします。
縫製師さんそれぞれの考え方や、試行錯誤が反映された服を、買い手の方に選んでいただくことが、一人で一着を縫って頂くことの醍醐味だと感じています。」と話してくれました。
手仕事という言葉がもてはやされる今日、一体どれだけの人がその意味を理解し、本当にそれを求めているのでしょうか?
私は、「手仕事」自体に価値があるのではなく、機械とは異なる人の手で行われる仕事の意味を理解し、利用しているものにのみ価値があると信じています。
あらいさんは、人が生み出すモノの意味や価値を知っているからこそ、分業せず、一人が一着ずつ縫上げてゆくことにこだわり、私は、そんな彼女が生み出す服だからこそ、そこに価値を感じ、好きになったのだと思います。
今回の展示会では、生の藍で染めた、夏空のような美しいスカイブルーの” 穂空のシャツ ” や お子さんが大好きな絵本の中の畑仕事で履くパンツをイメージして作ったという“ はたけうたパンツ ” をはじめ、新作の“モクモクスモック”、“メレンゲシャツ”、さらに、poooLをイメージして作ってくれたという新作の “ 山のアロハシャツ ” などが並びます。
HOSIYATO × WORKERS collection
7/11(wed.) 〜 7/21(sun.)