増渕篤宥 個展(陶)
2026年6月6日(土) 〜 6月14日(日)
増渕さんといえば、美しい象嵌の図柄を思い出す人も多いはずです。
陶肌の上に描かれた動植物は、どれも生き生きとして、今にも動き出しそうです。
図柄を描く時、単にスケッチした図柄を写し取るのではなく、作品の上で再構築すると言います。
だから彼は、描かれた図柄が不自然にならないよう、図柄に使われている動植物を個別にスケッチするのだと言いました。
神は細部に宿ると言いますが、こうして土台となるものを大切にする人だからこそ、このとびきり美しい図柄が生まれるのだと思いました。
そしてこれは、増渕さんが育った環境に依るところもあるのではないかと思います。
彼の実家は北関東にある窯元さんです。
高い技術の職人さんたちが、同じ規格のものを数多く作ることができる窯元さんです。
作ることにおいて、最も基本で、最も大切なのは、再現できることではないかと思っています。
同じものを、同じように生み出せる技術。
その土台の上に立ってこそ、独自のものを生み出すことができるのだと思います。
そしてそれを再現性を持って作り続けることができるからこそ、それは「独自」と呼ばれるようになるのではないでしょうか?
増渕さん作品には正真正銘の「独自性」が宿っていると思います。
そんな増渕さんと彼の作品をイメージし、cultivate0810さんがオリジナルのお香を作ってくれました。
香炉から立ち上る煙、広がる香り。
視覚と触覚だけでなく、嗅覚も刺激する立体的な展示会を楽しみに来て下さい。
6月6日(土)は、増渕さんが在廊してくださいます。
お香にについてのお話は次に持ち越ししたいと思います。
お楽しみに!

開催概要
| 期間 | 2026年6月6日(土) 〜 6月14日(日)/ 月、火、水曜日休み |
|---|---|
| 時間 | 12:00 ~ 18:00 |
| 作家 | 増渕篤宥 / 6月6日(土)在廊 |
| 場所 | poooL 本店 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-8-11 #101 tel. 0422-20-5180 JR・京王井の頭線吉祥寺駅北口から井の頭通りを徒歩5~10分 |


