~ 2012年 7月 01日
好みのカラーを選んで作る自分だけのオーダーバック。
『TANDEYのバック展』がpoooL 02で開催中です。
持ち手と底部分が革素材の【STANDARD LEATHER TOTE】は、本体帆布8色、ポケット部分帆布11色、革8種類の中からお好きな色の組み合わせが選べます。
「帆布はどんな色の組み合わせがいいかな?」「持ち手の革の色は?」
無数にある組み合わせの中から自分だけのオリジナルカラーを見つけてゆくのは、想像力が刺激されるとても楽しい時間。
オールマイティに使えるベーシックアイテムだからこそ、こだわりのオリジナルカラーで「自分らしさ」を表現してみるのはいかがでしょうか?
ちなみに、写真の3つのバックはpoooLがオーダーしたカラーリング。いかがですか?
写真の左から
STANDARD LEATHER TOTE L 16,800yen
STANDARD LEATHER TOTE M 15,540yen
TATENAGA LEATHER TOTE 17,850yen
TANDEYのバッグ展 at poooL 02
2012年06月23日(土) 〜 07月18日(日) ※火曜日定休
~ 2012年 6月 27日
見ているだけで心躍る、キャンディーのようにカラフルでかわいらしい器たち。
「酒井さんの器は、器そのものがおいしそうですね。」とは、poooL staff 竹内くんの名言。
その日の気分でいろんな柄を使い分けたい、そんな気持ちにさせてくれるうつわです。
この美しく繊細な柄は、【練り込み】という手法で作られています。
【練り込み】とは、金太郎飴を作る時のように、異なる色の土を組み合わせて柄生地を作る手法で、柄の考案から土の組み方まで、緻密な計画と技術が要される手法です。
こうして生まれたうつわたちは、美しいだけでなく食洗機もレンジもOKという才色兼備の優れもの。
梅雨空に気が滅入る日が多いからこそ、心躍るきれいなうつわで食卓を飾ってみてはいかがでしょうか?
酒井美華 陶展 ~ irodori ~ 6月23日(土)〜7月1日(日)
~ 2012年 6月 22日
韓国人は昔から「薬食同源」という考え方を大切にしています。良い食べものは「薬」と同じ、良い物を食べることで病気を防ぎ、体を健康に、美しくするという考え方です。
お茶もこの考え方に基づき、昔から果物や穀物、野草や花、木の根や皮など、自然の中にある身近な材料を用い、色々な飲み物が工夫されてきました。
今回、この韓国伝統茶をお家で楽しんでいただけるよう、五行陰陽説に対応する5つの色、「赤」、「白」、「黒」、「黄」、「青」の特別ブレンドをご用意しました。
韓国から直輸入した無農薬の上質漢方材と西洋ハーブをブレンドしたお茶は、お湯を注ぐと美しい色と豊かな香りが広がり、ポットの中で愛らしいお花が花開きます。
目に美しく、口においしいお茶で、体が喜ぶティータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか?
特別ブレンドした5色のお茶は、以下のとおりです。
2012年06月23日(土) ~ 07月01日(日)まで酒井美華 pattern pottery展に合わせてpoooL01で限定販売をいたします。
みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね。
<5色茶>
赤のお茶:バラ、クコシ、紅花
美肌のためのお茶です。
冷え性、月経不順、産後から更年期障害まで、女性の強い味方である紅花に、若返りや美肌に効くクコシ、
美肌に効くバラの花をブレンドしました。
豊かなバラの香りとともに、ほんのりと甘い口当たりが魅力の女性のためのブレンドティーです。
黄色のお茶:菊花、オガピ、メンムンドン
元気の湧くお茶です。
各種関節の痛みや気力の回復に効くオガピに、滋養強壮に効果のあるメンムンドン、目の疲労を取り、
血液の循環を促す菊花をブレンドしました。
菊の香りと共に爽やかな苦味が口の中に広がり、元気がよみがえります。
青のお茶:ブルーマロウ、サンジョイン、霊芝、ペパーミント
リラックスと心地良い眠りのためのお茶です。
青みが美しいブルーマロウに、神経を鎮め、免疫力を高めるサンジョインや霊芝、同じくリラックス効果の
高いペパーミントを加えました。
ミントの香りに包まれながら、疲労からくる気鬱を払うと共に、睡眠の質を上げてくれます。
白のお茶:ジャスミン、三百草、茯苓
浄化(デトックス)のためのお茶です。
便通を良くし、解毒効果のある三百草に、利尿や抗炎症作用がある茯苓、脂肪分解作用のあるジャスミンを
加えました。
ジャスミンの花の香り、そして青々とした爽やかな香りが立ちのぼり、体をきれいにお掃除してくれます。
緑(黒)のお茶:オレンジピ-ル、柿の葉、レモングラス、緑茶
リフレッシュのためのお茶です。
ビタミンCを豊富に含む柿の葉に、殺菌・健胃・消化作用のあるレモングラス、
日本人になじみの深い緑茶をブレンドし、オレンジピールを加えました。
爽やかな柑橘系の香りが立ちのぼり、気持ちを落ち着け、軽やかにしてくれます。
~ 2012年 6月 09日
近頃、家に個性がない・・・というよりも、それぞれの家らしさがなくなってきてしまっているように感じます。
と同時に、家の中に「木」のものが少なくなってきているようにも思います。
茶托、お盆、お膳、蓋付きの整理箱や小さめの棚、そしてスツールなど、私が子供の頃には、家の中にたくさんの「木」のものがありました。
そして、毎日の暮らしの中でついたキズやシミ、変色などを受け入れながら、それらはどれも共に過ごした人との時間が感じられる「顔」をしていたように思います。
そんな「木」のものに囲まれた暮らしだったからこそ、家は住人を表し、家にはそれぞれの景色が宿っていたように思うのです。
未来の我家に思いを馳せながら、これから少しずつ「木」のものを増やしてゆきたいなと思う今日この頃です。
さて、そんな「木」のものに出会える、木工作家 田澤祐介さんの個展が9日(土)よりpoooL02でスタートします。
お皿、カトラリー、お盆、入れ子膳などの食卓周りのものから、整理箱、茶箱などの箱もの、そして掛け違い棚や飾り棚、スツール、ベンチなどの小型家具まで、素敵な「木」のものが一同に会します。
10年後、20年後の「我家」に思いを馳せながら、お気に入りの作品を選んでみるのも楽しいのではないでしょうか。
田澤祐介 個展
poooL 02
2012年06月09日(土) 〜 06月17日(日) ※火曜日定休
~ 2012年 5月 25日

見ているだけでワクワク、ドキドキ。
思わずテンションが上がってしまう陶具たち。
今年もモノエの陶具展がやってきました。
錆のような質感のオブジェやドットやストライプ模様の陶板、スモーキーカラーの吹き出しの様な花器、いろいろなかたちの匙など、382点の陶具たちを作ってくれました。
全て1点モノです。
もちろん、梯子や階段、椅子などが入った素敵なマグカップも登場します。
古い、崩れてる、壊れてる、さびてる、色あせてるといった、通常ネガティブなことをポジティブにとらえ劣化という美しさを表現する、モノエの世界に触れてみてはいかがですか。
※ 写真は搬入中のモノエさん
- staff 竹内
モノエの陶具展 Ⅱ
poooL 本店
2012年05月26日(土) 〜 06月03日(日) ※火曜定休
~ 2012年 4月 14日
poooL02 にて、渡辺珠美さんのお洋服の展示販売会がスタートしました。
リネンやコットンなどの自然素材を用い、1枚1枚丁寧に仕立てたお洋服。
一見するとシンプルなのに、袖を通すとスソのラインが可愛かったり、襟ぐりの開きが美しかったり。
こうして生まれた上質なお洋服を、自然がくれた天然染料で染め上げます。
五倍子からはグレーのような奥深い紫が、コチニールからは優しく包み込む大人のためのピンクが、ティンギからは大地の力強さを感じる茶色が、ミロバランからは若草のように優しい緑が、そして藍からは深海のように深い深いブルーが生まれます。
自然に恵まれた長野で、四季を感じ、自然と向き合いながら服づくりに励む渡辺さんだからこそ生み出せる、大人の女性のための上質な「自然服」。
着るほどに、洗うほどにしっくり馴染みが良くなるという自然からの贈り物、渡辺珠美さんのお洋服に出会いに来てくださいね。
tamami watanabe 春夏の自然服
場所 poooL. 02
会期 4月14日(土) 〜 4月22日(日)
~ 2012年 4月 02日
東京での桜の開花宣言のころ、
十河隆史さんによる作陶展が始まりました。
彫刻的で美しい食材の色彩を引き立てる純白の器や、
土に含まれた鉄粉が溶け出し、模様のように黒の斑点が、
なんとも愛らしい粉引きの器たちが、一同に会します。
ほっこりとした丸い湯のみやマグカップ、豆皿から9寸のお皿等など、
食卓を華やかにしてくれるアイテムを作っていただきました。
また、定番にはない粉引きのポットも登場しています。
十河さんは、器が作り手から使い手へわたる時、
とても丁寧に器について語られます。まるで嫁にいく娘を見守る父のように。
「器は作り手よりもはるかに長い時間を使い手と共に過ごします。
心通う器と過ごす日々が、心の優しさを育んでくれます様に」
十河隆史さんの器の白をたのしむワークショップでは、夕顔 藤間夕香さんを講師に向かえ、十河さんの9寸のお皿を使って旬の野菜や果実、植物を春に見立て盛りつけました。
参加した皆様は、真剣にそれそれの春を表現されていました。
白い器と向かい合い、野菜や果実よりいただく恵に感謝しながら、
季節を感じ、季節を体内へ取り入れる。
いつものことを、切り取って大切にしてみる、新たな発見のワークショップになったのでないでしょうか。
- staff 竹内
十河隆史 作陶展
場所 poooL本店
会期 3月31日(土)~ 4月8日(日)
~ 2012年 3月 18日
服部竜也さんによる陶展が始まりました。
クリームのような、しっとり吸いつく柔らかい質感のカップやパスタ皿、
金属のような、シャープで硬質な質感の銀彩が美しい、マグカップやケーキ皿、
経年を感じさせる錆の質感の花器やキャンドルスタンド、
滑らかなで繊細な流線が施された、鉢や碗など、
今回は服部竜也さんが生みだす、4つの質感をお楽しみ頂けます。
服部さんは、焼き物の産地として有名な岐阜県多治見市で育ち、
現在に土岐市に工房を築き作陶されています。
服部さんの作るうつわには、ひとつひとつ”流線”とよばれる線がきめ細やかに彫られています。
手の込んだうつわを生みだす事を心がけ、使い手の気持ちを考えた。
ひと手間の価値が生みだした美しい器をお楽しみ下さい。
- staff 竹内
服部竜也 陶展
場所 poooL本店
会期 3月17日(土)~ 25日(日)
~ 2012年 3月 08日
ただ今、poooL02では【古道具とくらす】が開催中です。
古道具のセレクトをしてくださっているのはcohakoさん。
今回の企画、実は足掛け2年におよぶ縁がつながって実現をしたことなのです。
ことの初めは、あるガラス作家さんの展示を見に出かけたこと。
そこで一緒に展示をされていたのがcohakoさんでした。
経年変化を遂げた古いものが大好きなうちのオーナー(我が主人)は、展示会場でちゃっかりお買物。
それをわざわざ店までお届けに来てくださったcohakoさんご夫婦は、気さくでとても素敵な方たちでした。
「いつかpoooLでもお願いします。」なんていうたわいない約束を交わしたのが最初でした。
その後、「30代でお店をはじめました」という本の取材を受けた際、その本にcohakoさんのお話も掲載になっていて、
何だか見えない縁でずっとつながり続けているように感じていました。
私たち同様、古いものや経年変化を遂げたものがお好きという方の多いpoooLのお客様。
お店の什器を売って欲しいという申し出や、どこで購入したのかというご質問などをいただくこともしばしばでした。
いつかやりたいと思っていた「古道具」の企画。
そろそろかな・・・と思った時、真っ先に頭に浮かんだのがcohakoさんでした。
こうして実現した【古道具とくらす】の企画。
「古いモノは掘り出し物という感覚なので、お値段はできるだけリーズナブルに。」というcohakoさんの考えに私たちも大賛成。
宝探し感覚で出会いを楽しんで欲しいから、今回は古道具を好きなみなさんへのプレゼント企画としてがんばりました。
(cohakoさんにも無理を聞いていただき、私たちもがんばりました!・・・笑)
みなさん、「出会い」を楽しみに来てくださいね。
古道具とくらす
場所 poooL02
会期 3月3日(土)~4月8日(日)
~ 2012年 3月 08日
【福岡彩子×クロヌマタカトシ 二人展】も残すところあとわずかとなりました。
お天気に恵まれない週となりましたが、たくさんの方々にお越しいただき嬉しく思います。
ご来場いただいた皆さまが、展示風景の様子やエバコナカフェの話などをツイートしてくださってるのを楽しく拝見しています。
「来てみてのお楽しみ!」ってことで、こちらのブログでは展示風景の写真をアップしてませんでしたが、ここでちょっぴり展示風景と先週末のエバコナカフェの模様をお見せしちゃいたいと思います。
福岡さんの陶器とクロヌマさんの木工作品、本当によく似合うでしょ。
こんなカフェが実際にあったら毎日でも通いたいですよね。
でも、残念ながらこのドリームカフェ展示企画も残すところあと3日。
今週末のカフェ営業は寅印菓子屋さんによる喫茶105号室です。
ただ今、ご予約受付中です。(http://poool.jp/contents/1960)
みなさん、今週末、ぜひ遊びに来てくださいね。
※写真は天然酵母パン([ kona ])と国産果実ジャム(エバジャム) による“エバコナ喫茶室”の時の写真です。
福岡彩子×クロヌマタカトシ二人展
場所 poooL本店
会期 3月3日(土)~11日(日)
~ 2012年 3月 04日
福岡彩子さん(陶)とクロヌマタカトシさん(木)の二人展が始まりました。
カフェをテーマにした今回の二人展。
お家でカフェタイムを楽しんでいただけるティーポットやマグカップ、パン皿やジャムスプーンなどが一同に会します。
福岡さんの器たちは、一見するとシンプルだけど、しっとりとした肌触りと単色のようで単色ではない複雑な色味が魅力。
そして、ころんと丸みを帯びたミルクピッチャーや、底に向けて台形型に広がりを帯びたマグカップ、上面が平らの豆皿など、奇抜ではないけれど、ひとひねりあるオリジナリティのある形も魅力です。
クロヌマタカトシさんのパン皿やジャムスプーンは、「使う」ということを一番に考えた機能的でシンプルなデザインが魅力。
先が平らのジャムスプーンは、瓶の口にひっかからず、すくったジャムが塗りやすく、そして瓶の底に残ったジャムまできれいにすくえるよう考えられています。
パン皿は、デザインがシンプルな分、素材となる木は木目が美しく出る部分を厳選し、手彫り感を楽しんでいただけるように仕上げられています。
また、刀刻のオブジェたちはその表情がとても魅力的。
やさしくて、でもどこか寂しげで、見ているだけで心が落ち着く不思議な存在感です。
そして、今回の目玉は、この展示のために作られたコラボ作品のシュガーポット。
本体部分を福岡さんが、上蓋をクロヌマさんが手がけられ、蓋の取手にはクロヌマさんの刀刻が施されています。
これがとびきりにかわいいのです。
ちょっとだけ写真で紹介しちゃいますね。
9個限定ですので、ご希望の方はお早めに!
福岡彩子×クロヌマタカトシ二人展
場所 poooL本店
会期 3月3日(土)~11日(日)
~ 2012年 2月 27日
Auttaaの展示受注会が終了いたしました。
昨日、一昨日はあいにくの天気にもかかわらず、たくさんの方々にご来店いただき嬉しく思います。
ありがとうございました。
フィンランド語で「助ける」という意味を持つAuttaa。
彼女たちが生み出す靴やバックは、きっと皆さんのコーディネイトの優秀なお助けマンになると思います。
バックのお届けは3月末、靴のお届けは5月末を予定しています。
楽しみにしていてくださいね。
~ 2012年 2月 21日
「甘過ぎない手作り」がコンセプトのAuttaaの展示受注会が始まりました。
カジュアルにも、少しドレッシーなスタイルにもすんなり馴染み、コーディネートをグレードアップさせてくれるAuttaaの靴。
何より嬉しいのが、足を入れた瞬間から、まるで長い時間を共に過ごしてきた愛用品のような履き心地。
「もう少しすれば慣れるはず」と痛みをこらえて足に馴染むのを待つ必要がないんです。
デザイン、履き心地ともに本当に申し分のない靴たちです。

また、チェコのデッドストックリネンと革を組み合わせたバックは、この企画のために作られた限定品。
デッドストックリネンを使っているので、売り切れご免のアイテムです。
ちょっぴりビターで大人なバックは、季節やシーンを問わずに使え、ちょっぴり大きめサイズなので、日常使いはもちろんのこと、ミニトリップにもぴったりです。
使い込むほどに味が増し、育てるほどに自分好みになっていく、そんな靴やバックと出会いに、みなさんぜひ来てくださいね。

Auttaa 2012 S&S LA LUMIERE DU CIRQUE
場所 poooL02
会期 2月18日(土)~26日(日)
~ 2012年 2月 21日

公園で摘んだ花を胸元に飾り、胸を踊らせた少女の頃。
華やかではないけれど、優しく愛らしい「私だけのアクセサリー」
そんな少女の頃を思い出させてくれる、それがnysta o gnolaのアクセサリー。

糸を操る「彼女」と木を扱う「彼」が出会い、
彼が作った道具で、彼女が糸を紡ぎ出す。
そうして生まれたブローチやネックレスは、春に芽吹く新芽のように繊細で愛らしい。
そんな愛らしいアクセサリーを、季節はずれの春の雪が優しく大地を覆うように、彼の木箱が包み込んでいます。

二人が紡ぎ出した穏やかな時間を感じ、シアワセな気持ちになっていただければ嬉しいです。
25日(土)、26日(日)は、緩やかに流れる時間の中で、アクセサリー作りを体験できるワークショップもご用意しています。(予約不要)
みなさん、ぜひ「シアワセ」を感じに来てくださいね。
nysta o gnola ~雪の中に 春降る日~
場所 poooL 本店
会期 2月18日(土)~26日(日)
~ 2012年 2月 13日
涙ガラス制作所さんの作品展「グリフィスの傷」が終了いたしました。
寒い中、足をお運びいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
そして、この展示のために長い時間をかけて準備をし、オーストラリアから来て在廊をしてくださった涙ガラス制作所さん、本当にありがとうございました。
ガラスの魅力を再認識させ、心を穏やかにしてくれる本当に素敵な作品展だったと思います。
「グリフィスの傷」を抱えたたくさんの「涙ガラス」たちを見ていると、多くの傷を抱えながら、そんな素振りは少しも見せず、華やかにそして懸命に生きる私たち人間の集まりのようだと思いました。
私たちの心を癒し、私たちに素敵な記憶を残してくれた「涙ガラス」たちと、その生みの親である涙ガラス制作所さんに、今一度感謝の気持ちを伝えたいと思います。
素敵な作品展を本当にありがとうございました。
※ 涙ガラス制作所さんの作品は online shop でもお買い求めいただけます
Tags: 涙ガラス制作所
~ 2012年 2月 01日
涙ガラス制作所さんの作品展「グリフィスの傷」が本日よりスタートします。
”グリフィスの傷”とは、整形時にガラスの表面にできる原子レベルの傷のこと。
理論上の強度は、実際にはもっと強いそうなのですが、この傷ゆえに、ガラスは脆く、儚い存在になるのだそうです。
目に見えないたくさんの傷を受け止めつつ、懸命に存在するガラスたち。
それはまるで、「人間」の存在そのもののようではありませんか?
だからこそ、ガラスという存在は人を惹き付けて止まないのかもしれません。
「そんなガラスの存在が、何かの力になることを願って・・・。」
作家 涙ガラス制作所さんは言います。
みなさん、「ガラスの力」を感じに、ぜひ作品展に遊びに来てくださいね。
涙ガラス制作所 作品展「グリフィスの傷」
2012.2.1(wed.) 〜 2.5(sun.)
※ 期間中、作家 涙ガラス制作所さんは毎日在廊してくださいます。
※ 涙ガラス制作所さんの作品は online shop でもお買い求めいただけます
Tags: 涙ガラス制作所
~ 2012年 1月 22日

林さとみさんの陶展が始まりました。
「その場を少し特別な空間にしてくれる、そんなものを、質感やかたちを大切につくりました。」
こう語る林さんの言葉どおり、彼女の作品は奇抜ではないけれど、暮らしのエッセンスになるような心くすぐる魅力的がいっぱいです。
ボウル、お皿、マグカップ、急須、ふたもの、花器etc…。
毎日の暮らしのアクセントになるお気に入りを見つけに、ぜひ林さとみさんの展示に足を運んでくださいね。

林さとみ陶展 1月21日(土)~29日(日)
~ 2012年 1月 22日
TAjiKAさんの鋏がpoooL familyに加わりました。
今日、ハサミといえば大量生産された工産品が大半を占める中で、現代の生活の中で使いやすいハサミを、昔ながらのフォルム、風合いを大切に手作りで作り続けているTajika。
そのものづくりのコンセプトには、
「モノを着る道具としてはもちろんのこと、置くだけで存在感があり、使い続けることで経年変化が楽しめ、手作りならではの一つ一つ違う風合いを持つ自分だけのハサミに出会える。そんな道具+αを感じてもらえるモノづくり」
が据えられている。
<ironシリーズ>
ハンドメイドならではの風合いとアンティーク鋏(はさみ)の持つ優美なデザイン、
そして申し分のない切れ味を併せ持つこだわりのシリーズ。
昔使っていた古い型を使用して鍛造されるハサミは、一本一本が異なる「顔」を持っているのが魅力。
このシリーズ、「見た目と違ってよく切れる」と評判なのだそうです。
その秘密は、通常の裁鋏の工程にはない手研ぎを行うこと。
それにより、アンティークな風合いを残しながらも切れ味を高めることに成功しています。
針仕事からガーデニングまで幅広く使えるのも魅力。
<copperシリーズ>
「見て、持って、使える」ハサミがコンセプト。
銅を特殊加工で仕上げることによって生まれる、銅製品を使い古したような風合いは、使い込むことによって、さらに変化する色合いが楽しめる。
鋏の技術、裏すきを用いることによって切れ味が持続し、手研ぎすることで銅の風合いを残しながらも切れ味を高めることに成功している。
ステーショナリーとしても使えるよう作られているが、本来は工場での作業用に使われるプロ用の鋏。
布も切れるよう仕上げられており、裁鋏としても使える優れもの。
<garden cripper>
髪を刈り上げるバリカンをモデルにした鋏で、柄が太く、刃が厚いためironシリーズよりも太いものを切ることができる。
あえて古い型を使って鍛造した持ち手、手作業で加工したT字としゃもじ型の部品は、1つ1つが異なる形をしており、
1つとして同じ形のものがない。
持ち手はバリカンの特徴ともいえる3次元の曲がり方をしており、T字はデザイン性のみならず、指で挟み込むことによって落下防止の役割を果たすという機能性も兼ね備えている。
磨きをかけず、あえて粗い目を残したアンティークな風合いに加え、「いぶし仕上げ」という加工によって味わいのある黒に仕上げている。
刃先をカバーするケースには、ブーツなどに使われる高級革が使用されており、職人さんが1つ1つ手作業で縫製をしている。
裁鋏の工程にはない手研ぎをすることによって、風合いを残しながも切れ味を高めることに成功している。
~ 2011年 12月 14日

フユノシゴト フユノヘヤの展示が終わりました。
冬の寒さをしばし忘れさせてくれるような心温まる展示ができたことを
嬉しく思っています。
いわもとさんが展示前、こんなことを言っていました。
「器や実用的なものと違って、わたしがつくるのは その場の空気を
作るもの。
乱暴にいえば “なくてもいいもの”
なぜなら、それがなくても生きていけるから。」
たしかに、彼女が生み出すものは、それがなくても生きてゆける、生活に
必要ないものなのかもしれません。
しかし、小さな花が、草が、枝が、ほんの少し近くにあるだけで心が潤う
ということを今回の展示を通じてしみじみと感じました。
ほんの少しの草花を求める気持ちと、そんな少しの草花が心を癒し、豊かに
してくれるということを知ること、それが人が生きるということなのかも
しれないと、いわもとさんが生み出す作品と空間が教えてくれたように思います。
彼女は言います。
「何もない自分が生きてゆくには、大切な一握りの人々と、心静かになれる場をつくる知恵だけでいいんだと思ったんです。
そして、その知恵のひとつが、花を使った場をつくるということだったんです。」
花なんて見たくない・・・と思えるほど余裕のない時間を過ごしたこともあったという彼女。
そんな日々を乗り越え、彼女が見つけた答えだからこそ、そこには人々の気持ちを温かくさせる「何か」が宿っていたのでは
ないでしょうか。
~ 2011年 12月 14日
….
企画ショップ文具vol.02がpoooL 02にて開催されています。
本日はちょっとだけ店内風景をお届けします。